生活者主権の会生活者通信2006年06月号/05頁

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次期代表立候補趣意書

東京都小平市 小俣一郎

 私は、『政権交代の実現に貢献する』を再び旗印
に掲げて次期代表選挙に再び立候補します。
 2期目の今期は、これまでの当会の枠組みを大き
く超えた活動方針を打ち出し、意を決して活動を開
始した途端に、突然の解散があり、具体的な活動を
展開する前に終了のゴングを鳴らされてしまいまし
た。その後は、会の体制を維持することに追われ、
攻めの1年のはずが、守りの1年になってしまいま
した。非常に不本意の1年でした。
 小泉政権は、これまでの自民党政権に比較すれば、
確かに改革を前進させたのかもしれません。しかし、
当会が求める「中央集権から地方主権への転換」と
は依然大きな距離があります。極めて異質であった
小泉さんでさえここまでですから、中央官僚に支え
られた自民党政治では、やはり限界があると思わざ
るを得ません。これまでの仕組みを大きく転換する
には「政権交代」が必要であると思います。
 そこで再び『政権交代の実現に貢献する』を活動
方針とし、今期できなかったことを含めて、どのよ
うな活動を行えば効果的か、改めて検討し、具体的
な活動を展開して行きたいと考えています。

 また、来期はそれと並行して、『道州制の実現を
推進する』をもう一つの活動方針に掲げたいと思い
ます。
 平成維新の会の頃より、当会は道州制の実現を主
張してきました。本年2月の地方制度調査会の答申
で道州制の導入が提言され、マスコミにも道州制と
いう言葉が頻繁に登場するようになりました。いま
非常に機運が高まっています。そして、この好機を
逸してしまうと、道州制の実現は遥か遠くに去って
しまう危険性もあります。
 ですから、私は来期は改めて当会としてこの課題
に全力で取り組み、当会としても一つの区切りをつ
けるのがよいのではないかと思います。

 以上のように、来期、私が再選された場合には、
『政権交代の実現に貢献する』と『道州制の実現を
推進する』の2つを活動方針とし、1年間の活動を
展開したいと考えております。

生活者主権の会生活者通信2006年06月号/05頁