民主的な国政選挙を行っている諸国では、1990年
以降ほとんどの国において政権交代が実現していま
す。独裁政治に終止符を打ったフィリピン、インド
ネシア、台湾そしてロシアでは普通選挙を導入し見
事政権交代を実現し、旧政権時代よりもよい政治を
行っています。政権交代が日常茶飯事のイタリアや
タイでも政権交代を繰り返しながら着実に前進して
います。
なぜ政権交代が必要か。政治腐敗に対しては政界
の人事を刷新する必要があるからです。
「流れる水は腐らない」と言います。権力も一箇
所にあれば腐りやすい。戦後の日本においては、細
川政権以外、自民党が常に政権の座にいて、日本の
政治を支配し続けてきました。それにより政官財の
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癒着を生み腐敗した政治を行っています。このよう
な政党に自浄作用を求めるのは不可能です。この政
官財トライアングルを打破するには政権交代しかあ
りません。
民主党に政権担当能力があるのかと不安視する人
もいます。しかし生むがやすしです。
フィリピン、インドネシア、台湾そしてロシアでも
そのようなことが心配されましたが、みんな見事に
政権を担当しているではありませんか。民主党にで
きないなんてことはありません。経済一流政治二流
といわれている日本も少子高齢化対策、FTA交渉な
ど遅々として進まず経済も二流になりつつあります。
皆さん、自信を持って政権交代に向けてなすべき
ことをしょうではありませんか。
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