生活者主権の会生活者通信2004年11月号/07頁..........作成:2004年11月07日/杉原健児

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<ネットデモクラシー特集>
「ネットデモクラシー」地域から動かす力を

神奈川県海老名市 折井久彦 (oryhisa@nifty.com)

 「地方分権」がやっと此処へ来て、盛んに叫ばれ
るようになり、権益の移動と共に、税制面でも地方
に比重を移す議論がなされるようになって来ました。
この様な事はもう、今までの様な、中央集権的行政
では、もはやこの国は立ち行かなくなった事を物語
っていると思われるのですが、私は、それと同時に、
国民の側にも、ぬるま湯に浸かったような「行政に
無関心」・「お任せ主義」・「意思表示もない」・
「無発言」等々、が、「自分の事しか考えない」・
「利己的」で選挙においても、棄権する事を何とも
思わず、他人事の様に受け流している、特に若い年
代層には無気力なフリーターが多い等は。国民の政
治に対する意識レベルの低さをそのまま、象徴して
居る様に思えてならない。           
 教育が悪いと言えば、いま教えている先生の時代
から悪かったのだから、これも一丁一石ではそう簡
単に直らない。                
 この様な、状況下で、我々の市民運動のあり方も、
直接行政にアタックするやり方も必要だが、市民・
国民に向けての、意識改革運動にも力を注ぐ必要が
あると思う。                 
 私の所属する「神奈川市民フォーラム」も、大前
さんの平成維新改革に共鳴して参集した、あれから
12年、メンバーの年齢も70を過ぎたので、当時
のような動きのある活動は出来ないが、何か、出来
る活動をやろうと一昨年から公開討論会を主催して、
市民の行政に対する関心度を高める運動(海老名市
での県会議員・市長選の公開討論会)を、今年は、
11月23日に県知事と市長とを交えての「街の未
来を語る市民の集い」を企画、1000人集会に盛
り上げるため、市内の他団体(自治会連合会を含む)
にも、動員をかけた集会にしたいと思っています。
 この種の「集い」は、とかく有り触れた問題の討
議を知事と市長が言い合ってお仕舞いと言うのが、
常であるが、今回の集会では、質問項目を直接市民
から募集し、ユニークな質問を交えて、内容を充実
した「集い」にしたいと、実行委員会で知恵を絞っ
ている。来て頂けばわかりますが、開演前に市民の
有志(美人ばかり20人)による津軽三味線の気合
の入った演奏で始まると言う、市民による、市民の
ための「集い」をアピールした趣向です。お時間の
おありの方は当日ご参加下さい。        
 その他、当会では、インターネットを活用して、
「発言のひろば」というメルマガを毎週火曜日に発
行しています。目下講読者は520人程度ですが、
インターネット等からの隠れた情報や、読者からの
発言等を内容にしたメルマガを流しています。  
 マスを動かすツールとしてのインタネットは、ま
さに市民運動のためにある様なものです、これを使
わない手は無いと思います。          
 この運動を続けることで、地域の動きから、いず
れ、世の中を変える大きな原動力になるものと信じ
ています。                  
  かながわ市民フォーラム代表:折井久彦   
        Mail: h-hiroba@nifty.com       
   <http://homepage2.nifty.com/k-heisei/>  

松沢知事 と 内野市長 を囲む、海老名の未来を語る市民の集い


■日 時:2004年11月23日(火・祝日)  開場13:30  開演14:00  終演16:00
■場 所:海老名市文化会館大ホール 神奈川県海老名市上郷476−2 電話046-232-3231
■参加費:無 料            (小田急線海老名駅より徒歩5分)    
■問合せ:折井久彦 TEL&FAX 046-233-0041  E-MAIL oryhisa@nifty.com
■主 催:かながわ市民フォーラム・海老名の未来を語る市民の集い実行委員会

生活者主権の会生活者通信2004年11月号/07頁