生活者主権の会生活者通信2004年11月号/04頁..........作成:2004年11月07日/杉原健児

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<ネットデモクラシー特集>
ホームページの作成

豊島区 吉井正信 (has72200@snow.odn.ne.jp)

 昨年杉原さんが会員の中から新たに10名以上の
人がホームページを作成するようにとの呼びかけに
応じ、杉原さんの指導のもと挑戦しました。最初は
HTMLという言葉も知らなくて果たしてできるだ
ろうかと疑問に感じながらも、杉原さんの4〜5日
1回の指導メールを参考に、また不明な個所は直接
電話で問い合わせながら進めましたらホームページ
をアップできました。意外に簡単にできたことに逆
に戸惑いました。HTML Perfectのソフト代や本代を
あわせても1万円足らずですみました。 作成した
HTML文書をホームページにアップするソフトFTP の
ダウンロードをはじめ、ホームページアドレスなど
も無料で取得できます。            
 孫の写真をアップするときは簡単にできましたが、
女房と北京に行ったときの写真をアップするときは
長男の力を借りました。写真が大きすぎて圧縮しな
ければならなかったためです。         
 3ヶ月足らずでホームページを作りましたが、一
番大事なのは、その後のメンテナンスだと感じてい
ます。如何にして内容を更新し、新しい情報を入れ
るかでしょう。お恥ずかしながら殆ど手付かずで半
年経ってしまいました。            
 どうぞ私のホームページ「留学生・移民のページ」
をご覧になって、ご意見を寄せてください。   
                        
「留学生・移民のページ」<http://yisin.kt.fc2.com/>

<ネットデモクラシー特集>
私もネット世界に突入

東京都渋谷区 岡部俊雄 (okabe151@mb.infoweb.ne.jp)

 情報革命の時代と言われて久しい。それにしても
随分変わったものである。           
 私の学生時代の計算機は、数字をレバーでセット
して、ハンドルを廻す機械式計算機の全盛時代で、
"タイガー計算機"という名前はまるで普通名称のよ
うに使われていた。特に割り算はチンという音が出
るまでハンドルを逆に廻して桁を進めていくので、
計算の速さは如何にハンドルを速く廻せるかで決ま
っていた。それでも、もっと古くから幅を利かせて
いた計算尺に比べて計算の桁数が正確に上がるため、
"タイガー君"とは大の仲良しで、常に座右にあった
し、研究室のあちらこちらからガチャガチャ、チン
チンという音が聞こえていたものである。    
 それが昭和40年代に入ると、加減乗除だけをや
る「電子式卓上計算機」なるものが出現し、事務所
の一角に鎮座したものである。初期の頃は、縦・横
30〜40cm、高さ20cm位の代物で、高価な
上に暑い場所はイヤだという我が儘者であった。そ
れでも、特に割り算の重労働から解放された有り難
さで、大事に扱ったものである。その前後から企業
に大々的にコンピューターが入り始め、それを扱う
専門の部署もでき、手書きの給与明細がアッという
間に印字に変わった。             
 それから40年、情報処理に関するハード、ソフ
トの技術革新は著しく、更に、通信技術の革新と相
まって、ついに今日の情報・通信社会が出来上がっ
てしまった。「出来上がってしまった」と書いたの
は実はこの変革に私自身ついて行っていなっかたか
らである。                  
 この間、私が現役時代にマスターしたものはワー
プロだけで、それ以外のものには特別必要性を感じ
ていなかった。そしてリタイアした。何と、それか
ら私の情報・通信時代との格闘が始まったのである。
きっかけは、当「生活者主権の会」に入ったことで、
入会当時、既に会員同士の連絡は一部の方とのFA
X連絡以外は全てメールになっていた。私が使って
いたワープロもすっかり時代遅れになっていた。 
 いよいよパソコンと四つに組まなくてはならない
と思っていた頃、当会B区から発展した「道州制推
進連盟」が、その活動の第一段階としてホームペー
ジを立ち上げて、一般市民にアピールしていこうと
いうことになった。ホームページの原稿の一部は私
も書いたが、ホームページそのものは、パソコンや
ネットに詳しい吉田さんが作って下さった。   
 これだけでも私にしてみれば大変進んだ世界に関
与しているという印象だった。それが、昨年11月
に、杉原さんが新しい市民運動の一つの手法として
「ネットデモクラシー推進プロジェクト」を立ち上
げると宣言され、メンバーを募集された。私は躊躇
した。                    
 何とこのプロジェクトのメンバーは自分の主張に
関するホームページを自分で立ち上げ、仲間を増や
し、市民運動のネットを広げていこうというもので
ある。ホームページはいろいろな情報が簡単に手に
入る大変便利なものであることは解っていたが、自
分で自分のホームページを作ることなど考えたこと
もなかったし、それをマスターするだけの時間的余
裕があるのかということも不安要素だったからであ
る。その後、杉原さんからの一歩一歩のレクチャー
があり、ついて行けそうな気がしてメンバーになっ
た。                     
 ホームページそのものは、やってみればコロンブ
スの卵で、取り敢えずの原理原則が解れば何とか作
ることはできる。それに、初めのうちは"HTML"
というコンピューター言語でホームページを作って
いるという到達感は大きかった。        
 いよいよテーマを決める段階になった。私の市民
運動の一つに「道州制の推進」があるので、それに
多少とも関連したテーマをと考え、「地方の自立」
という切り口と、今後我が国や世界の大きな問題に
なってきそうな「食料安全保障」という切り口とで、
「食料・農業・農村問題をやさしく考えよう」とい
うテーマを決め、ホームページを立ち上げた。テー
マがやや難解であったかとは思うが、よくぞここま
で来たものだと自分でも感心している。しかし、問
題はこれからだ。というのは、今のところ私のホー
ムページが、このテーマに関する私の資料の置き場
になっているだけのような気がするからだ。   
 杉原さんが提示された当初の目的に沿うためにど
うするか、ということがこれからの問題だ。更なる
工夫を凝らしていきたいと思うし、皆様からのご助
言を頂ければ幸いである。私のホームページ・アド
レスは  です。
これを機会に是非一度アクセスしてみて下さい。 

生活者主権の会生活者通信2004年11月号/04頁