生活者主権の会生活者通信2004年05月号/10頁..........作成:2004年04月28日/杉原健児

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生活者主権の会・各種活動状況

※(敬称略・編集:杉原健児)

【1】道州制実現推進委員会報告(平岡昭三委員長)
1.4月6日、民主党憲法調査会・分権作業部会の
 委員会が開かれ、座長玄葉光一郎議員の好意によ
 り、平岡・岡部がオブザ-バ-出席した。国会図書
 館の高見専門調査員の、憲法第八章「地方自治」
 を中心にQAが行われた。特に現憲法下での道州
 制実施の可否が焦点になった。同氏は「司法・立
 法・行政の三権のうち、どれかひとつでも中央に
 残れば、実施可能」との見解であった。    
2.柳田康雄氏より、大谷さん主催の道州制連盟に
 東大生が10名入会したとのこと。       
  当委員会も若者との連携を模索しているが、そ
 ういう人達にも月例会への出席をお願いしていき
 たいと考えるが、柳田氏も、今後、努力してくれ
 るとのことであった。            
3.3月9日「がんばろう、日本」国民協議会主催
 の民主党枝野政調会長の講演会に、平岡が出席し
 た。会費二千円で百名以上の盛会だったが、同会
 は、民主党を中心に国会議員の講演を次々と予定
 しており、之に大いに感銘を受けた。そこで今後、
 同会と当主権の会との連携の可能性を模索したい。
  手始めに、同会戸田代表と当会役員との懇談会
 のアレンジを提案し、承認された。      
                       
【2】東京C区4月定例会報告(渡嘉敷奈緒美AM)
日時:4月11日(日)11:30〜          
出席:井内,河本,中島,澤井         
 井内氏の講談発表会の感想がひとしきりあった。
猪瀬直樹氏の「道路の権利」の読後感想で,猪瀬氏
が答申で一矢を報いるかと見られたが,官僚構造は
堅牢だったとの結論になった。諮問委員会には期待
していた、と諮問委員会とはそんなものとの双方の
意見があった。                
 市民は生活防衛のため質素倹約が浸透してきて不
景気感を加速している。            
 「年収300万円で暮らす方法」が売れているの
も世相を反映している。            
 C区の会合は下高井戸(旭鮨)一辺倒ではなく新
宿(三井クラブ)と交互にしようとなった。   
次回:5月9日(日)11時 新宿三井ビル54階 
 三井クラブ54階エレベータホールに集合。  
 三井化学の澤井で予約。遅参者は受付でお尋ね下
 さい。新宿区西新宿2-1-1新宿三井ビル54階   
 TEL.03-3344-5454              
                       
【3】東京D区4月例会議事録(吉井正信AM)  
日時:2004年4月3日 10:00〜12:00     
場所:練馬公民館・第一会議室         
出席者:秋沢・板橋・藤本・長妻謙・吉井、   
    以上5名               
1.衆議院議員東京第9,10選挙区の実状につい
  て懇談                  
2.年金問題について懇談           
3.豊島区の総予算880億円のうち約92億円が
  生活保護費に使われているが、中にはベンツを
  乗り回している人も含まれている。法律を悪用
  する人に対し露見した場合の罰則などを強化す
  べきではないでしょうか。         
次回開催日:5月1日(土) 10:00〜12:00  
      練馬公民館・和室(中)      
                       
【4】東京F区4月例会報告(小俣一郎AM)
日時:2004年4月12日(月) 18:40〜20:30
場所:ルノアール小滝橋通り店会議室
出席者:板橋・江頭・小俣・佐藤・杉原・松井
    吉井、以上7名。
1.編集委員会関連
   杉原委員長を中心に、会報5月号の編集につい
  て検討を行った。
2.MLについて
 (1)イラク問題に関するMLでのやり取り等につい
  て意見交換を行った。
 (2)吉井さんの提案について意見交換を行った。
3.ネットデモクラシー委員会関連
 (1)小俣より、第2回学習会の進捗状況等の報告を
  行った。
 (2)各委員の現状報告、情報交換等を行った。
 (3)杉原委員長より、@ID登録の徹底、AML開
  設のための練習開始、B掲示板orチャットの開
  設、の要請があった。
                       
【5】道州制推進連盟例会議事速報(大谷和夫代表)
日時:2004年4月14日(水) 18:30〜21:40    
場所:喫茶室ルノワール蒲田西口店       
出席:佐藤・柳田・大谷・中村・岡部・池田・田中
  ・吉田、以上8名             
配布資料:(1〜7は大谷、8は岡部)     
1.道州制推進連盟2004年3月例会議事速報   
2.日本再建のため行革を推進する700人委員会に 
  ついて                  
3.第81回J1フォーラム「外国人から見た日本の
  政治」                  
4.戦争体験と戦後思想の検証         
5.アメリカとはどんな国か          
6.江沢民の反日教育             
7.道州制関連情報              
8.諸外国の憲法における地方自治関連規定の比較
議事概要:                  
[1] 報告事項                
 資料1〜8について要点の報告が行われた。  
1.会則について、松井氏が5月に改定案を提出す
 る。今後の活動を本日討議する。九州各県知事へ
 のアンケートは回答が揃い次第HPへのせる。 
2.行革推進 700人委員会は団体は認められず会長
 個人名で参加。参加費は寄付とし、委員名簿(730
 人)と平成9年11月の橋本行革推進以来の活動概 
 略を紹介。                 
3.構想日本のフォーラムで、特に丁抹人より辛辣
 且つまともな批判が寄せられた。       
4.小熊英二著「戦後日本のナショナリズムと公共
 性」の感想で日本人の戦争体験の多様性が偏った
 歴史認識と公共性の認識に大きな影響を与えてい
 る。                    
5.松尾文夫著「銃を持つ民主主義」より、建国前
 からのアメリカの歴史として、銃を持つことがア
 メリカの民主主義の権利と信じられている。日本
 は米中の間にいる。             
6.鳥居民著「「反日」で生きのびる中国」より、
 改革開放で資本主義化した中国で、国内に敵がい
 なくなり、共産党延命のため反日で国民の不満を
 そらしている。               
7.構想日本のフォーラムの紹介をはじめ、Yahoo 
 ニュース他インターネット情報の紹介。道州制が
 府県レベルでは全国的に広まったが、市町村レベ
 ルではまだ理解が足りない。九州の各県庁は道州
 制についてやや消極的。           
  岡田教授、天白君は連絡中。        
8.岡部氏より民主党憲法調査会「分権作業部会」
 配布資料として紹介、日本は財政面を主体に、憲
 法上、自治体の規定が少ない。        
9.資料はないが、吉田氏より、プライバシー保護
 のため、道州制および生活者B区のMLのメンバ
 ー・リストを一般には見られないようにしたと報
 告された。                 
[2] 討議事項                
○道州制推進活動の今後の展開について自由討議を
 行った。                  
○当面の戦略目標として会員数を300名とし、各地 
 に支部を設けられるようにする。       
○若者や女性にも賛同者をふやすため、又地方への
 はたらきかけを強めるため、アンケート等によっ
 て各地の地方新聞や青年会議所に理解と協力を求
 めてゆく。                 
○HPへの問い合わせなどから見て、道州制に対す
 る一般の理解を深めるためには、もっと文章を単
 純化して、わかりやすい表現で、かつ視覚的に啓
 蒙することに知恵を絞る。          
○東京一極集中で、地方は国からの地方交付税や補
 助金がなくなったら財政破綻するという一部の声
 に対して、数値的裏付けをもって有効な反論を出
 す事を計画する。              
○全国市町村レベルまで、財政的データが集積され
 たので、これをわかりやすい形で利用し、HPに
 も掲載してゆく。              
○今後もアンケート結果は回答に基づいて発表する。
○会員のためにMLの活性化を工夫する。    
次回予定:5月例会 5月12日(水)18:30より   
     喫茶室ルノワール蒲田西口店にて   
                       
【6】ガラガラにっポン活動報告(田代秀子代表)
○3月20日“自衛隊イラク派遣反対”“全ての国は
 イラクから撤退せよ”デモ行進参加。     
  ブッシュのイラク戦争の本当の目的をはっきり
 表明する証言がつぎつぎと出てきた。イラク戦争
 が始めから間違っていたことは明らかで、アメリ
 カに追随した小泉首相の責任を我々は追及しなく
 てはならない。               
  そんな思いで、雨の中デモ行進、世 界同時デ
 モは各国で行われ、東京も3万人の行進となった。
 私たちは少人数であっても行動で示さねば何にも
 ならないという市民運動の原点を忘れてはならな
 いと思っている。              
○4月3日 恒例お花見バザー参加       
  大井町の浜川公園イベントに参加 活動資金得
 るため家庭にある不用品持ち寄り販売、ガラガラ
 にっポンのチラシも配りながら、地元の人たちと
 交流もすることが出来た。          
○5月定例会は八ッ場ダムへ行き、ともかく一度来
 て、見て欲しいという地元の人たちの要望に応え
 たいと思っている。             
                       
【7】元気のでる「一日の会」(主催:伊藤祐文)
日時:2004年4月1日(木)19:00〜21:00     
会場:ジョン万次郎信濃町店/記録:杉原健児。
出席:有川・井内・家嶋・板橋・江頭・岡部・小川
 ・小俣・片山・近藤・佐藤・澤井・杉原・須田・
 高野・長妻・中島・中村・西川原・能登谷・治田
 ・平岡・平塚・松井孝司・水原・矢部、以上26名。
講演:小川敏夫参議院議員から、@地方分権、A年
 金改革問題、B道路公団改革などについての政策
 所信の表明があった。            
懇親:平岡氏からの道州制推進に力を入れて欲しい
 との要望に始まり、年金問題の前に議員年金を廃
 止すべき、郵政民営化の前に大蔵省の裏金にメス
 を入れるべしなどの意見が交わされ、政治論議に
 華が咲いた。                
                       
【8】2004年3月分収支(経理担当・杉原健児)
   〔収入の部〕            〔支出の部〕  
前月繰越    740,700円 吉田印刷    38,650円
更新会費01名  3,000円 振込手数料    420円
新入会費02名  2,000円 宅配便     1,060円
協力金     2,000円 翌月繰越   707,570円
 合計    747,700円  合計     747,700円
〔吉田印刷〕会報3月号印刷費(A4-08頁・350冊) =
 19,600円/消費税19,600×5%=980円/郵送費
 (@80円×210通) =16,800円/宅配便 1,270円。
〔現在迄の協力金〕大山悦男20,000円/高野洋司
 16,000円/片山光代3000円/塩浜修3000/山野晴
 久3000円/北島延男3000円/小林等2000円/白瀬
 武美2000円、合計52,000円。

生活者主権の会生活者通信2004年05月号/10頁