生活者主権の会生活者通信2003年10月号/05頁..........作成:2003年09月24日/杉原健児

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私の心境「初心に帰る」

調布市 杉原健児

 1992年大前研一氏が「選挙で日本を変え、平成維
新を実現しよう」と「平成維新の会」を立上げた。
この呼びかけに共感する多くの同志が全国各地から
集まった。1993年の衆議院議員選挙では108名を
推薦し、全国各地で候補者支援活動を展開し、推薦
者82名が当選した。平成維新実現の第一歩を踏み
出したと思った。               
 同年細川政権が誕生し、初めて自民党政権が新政
権に変わり、平成維新実現が現実のものになったよ
うに見えたが、翌年細川政権が倒れ、再び自民党中
心の政権に逆戻りした。            
 1995年大前研一氏が東京から日本を変えよう、平
成維新を実現しようと都知事選に立候補、日本国中
から同志が応援に駆けつけ、選挙のためのビラ配り
やポスチングに燃えた。結果は落選であった。  
 同年平成維新の会は解散し、各地の会に分離独立
して、それぞれ独自に平成維新実現を目指した。 
 本会も、平成維新を実現する都民の会から、改名
生活者主権の会として、平成維新実現のための活動
を続けた。試行錯誤各種活動を続けて来たが、中々
先の見える具体的活動が見出せないまま現在に至っ
ている。                 
 一方、小泉政権になり、自民党をぶっ潰しても構
造改革をやるとの意気込みに一時期待された。しか
し、自民党旧態の抵抗勢力に骨抜き後ろ向きにされ
まともな改革は出来ないことが判明した。政官業癒
着の自民党中心の政権では、誰が総理になろうが真
の改革は出来ないことがはっきりして来た。政権交
代なくして、平成維新実現はありえない。    
 折りしも総選挙を目前にして、民主党と自由党が
合併して、政権交代に向かって意欲的に動き出した。
政権交代の最大のチャンスが訪れた。今この勢力を
支援して、一挙に政権交代に持って行くことが「平
成維新実現」への最短の道であると思う。    
 そこで「菅直人を総理にする会」を立ち上げた。
街頭の「のぼり」と「インターネット」の新兵器を
フルに活用して、全国的運動にして行く新戦略を展
開している。勝算は十分にある。しかし何故か、本
会の同志は数人を除いて知らぬ顔である。私はこの
活動こそが「選挙で日本を変え、平成維新を実現し
よう」の初心に帰った活動だと思う。      
 私は「新政権実現」のために、最後まで戦う積も
りである。もし不幸にも、今回政権交代が実現出来
なければ、次の総選挙2007年までは手も足も出
ない。従ってその時は、私は選挙で日本を変える運
動からは身を引きたいたいと思っている。勿論、本
会・生活者主権の会に居ても、初心貫徹が出来ない
ので退会する。私は堕落だけはしたくない。  

生活者主権の会生活者通信2003年10月号/05頁