生活者主権の会生活者通信2003年03月号/09頁..........作成:2003年02月28日/杉原健児

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生活者主権の会・第95回運営会議議事録

※(敬称略・文責:小俣一郎)

[日時]2003年2月4日(火) 18:30〜20:50   
[会場]新宿区立リサイクルセンター4階    
[出席]石井教夫・板橋光紀・江頭清昌・岡戸知裕
 ・岡部俊雄・小俣一郎・川口千恵・笹尾興治・佐
 藤鶴次郎・杉原健児・須田賢・高野洋司・野頭健
 ・治田桂四郎・平岡昭三・松井孝司・峯木貴・吉
 井正信、以上18名。             
〔委任状〕大谷和夫・風間一。         
[配付資料]                 
 (1)「ながつま昭『シンポジウム』案内」(治田)
 (2)「一新塾イベント案内」      (岡部)
 (3)「ガンバロウ、日本!国民協議会イベント案内」(石井)
 (4)「『日本再生』 286号(付録)」  (石井)
[議事](議長:治田)            
【1】岡戸代表より挨拶があった。       
【2】出席者の自己紹介があった。       
【3】第94回運営会議議事録が確認された。   
【4】会員動向(01月08日〜02月04日)の確認  
    杉原名簿担当より以下の報告があり確認された。
 (1)申出退会:2名。      
 (2)更新再入:1名。
 (3)新入会員:(居住地・入会年月日・紹介者) 
  382.(台東区・A30131・澤井正治) 
 (4)会員数:216名=前回 216−退会 2      
                   +再入 1+新入 1。 
 (5)更新率:85.5%=更新数 198/更新対象数 233。
【5】会報編集について            
  杉原委員長より以下の報告等があった。   
 (1)今年度活動方針に関連する記事を会報の初めに
  掲載する形に変更した。          
 (2)スポット情報コーナーへの投稿依頼。    
 (3)2月・3月号に推薦候補への紹介ハガキ同封。
【6】首都圏市民会議について(岡戸)     
  折井氏より、神奈川の活動内容について紹介が
  あった旨報告があった。          
【7】エリア活動
  D区吉井AMより、藤本推薦候補の支援(会報
  のポスティング)への協力依頼があった。  
【8】道州制実現推進特別委員会(平岡)    
  長妻氏の仲介で菅民主党代表に今月中には会う
  予定。その後8人の役員に会って『一枚の紙作
    戦』をアピールしたい、との発言があった。 
【9】政権交代実現推進特別委員会について   
 (1)高野氏より「政権交代実現推進特別委員会(仮
  称)」を設置し、『政権交代可能な野党統一国
  民会議』といったものの設立を目指したい、同
  時にE区例会の活性化も図りたい、との提案が
  あり、意見交換を行った。         
 (2)結果、現状では具体性に欠けるので委員会とす
  るのは時期尚早ではないか、との意見が大勢を
  占め、E区例会等でより詰めて頂くことになっ
  た。                   
【10】選挙対策特別委員会           
 (1)板橋副委員長より、役員全員に委員になって協
  力して欲しい旨要望があった。       
 (2)上記に関連して、委員に協力してほしいこと、
  また、今後の協力方法・協力体制等々について
  意見交換を行った。            
 (3)委員に関しては挙手にて協力者を募り、岡戸・
  岡部・小俣・佐藤・杉原・吉井の6氏が新たに
  委員として協力することになった。     
 (4)具体的な協力方法としては、江頭委員長を中心
  に推薦候補者に対してこれまでの経験からアド
  バイスを行う(既に数名の方に対して実施)、
  会報3月号に推薦候補者からの具体的な協力依
  頼を掲載する、ことが確認された。     
  また、具体的な協力依頼にメーリングリストを
  活用することが提案された。        
[次回]第96回運営会議:2003年3月5日(水) 
    18:30〜20:30 新宿区立リサイクルセンター

住民自治の高まり

渋谷区 岡部俊雄

 当会の主力活動の一つに「道州制の実現」があり、
我々関係者は熱心にこれに取り組んでいます。  
 しかし、中央官僚や族議員の強烈な抵抗に耐えて、
これを実現する真の力は住民の力、世論の力であり、
また、これが実現された後円滑に運営するのも、主
として広域化され、新たな権限と財源を獲得した、
自立した基礎自治体とその住民です。      
 幸いなことに、このところ「平成の大合併」の呼
び水も有って、地方の首長や議員の意識改革に加え
て、住民の意識や、住民自治の動きも高まってきて
いる様に思います。              
 以下は、長野県の地方紙「信濃毎日新聞」に、1
月4日から一面記事で連載が始まった「ずく出して、
自治」の、1月4日の一面トップ記事の出だし文の
要旨です。                  
 私は、仕事で8年強の間長野県に住んでいた関係
で、長野県には格別の関心が有るのですが、田中知
事になってからの、県民の意識と気力の変化には目
を見張るものを感じます。彼は知事の仕事を通して、
住民の意識に風穴をあけつつある様です。    
 この連載記事は、地方紙の新春の企画としても注
目に値するものだと思います。(とりあえず第一部
の連載が終わり、引き続き第二部、第三部…と、月
に一部位の頻度で続くそうです。)       

住民自治 新しい「芽」考え、動いて「主役」に
 住民が、まちづくりについてとことん議論し、自
分たちで決めようという動きが、県内各地で起きて
いる。市民が主役として活躍する、自治の新たなス
テージへの期待が高まっている。        
 右肩上がりの経済が終わり、行政がすべての「公
共」を担う時代からの変革が求められている。  
 地方に「平成の大合併」を求めながら、国は「分
権」や「自立」のかたちを、未だ見いだせないでい
る。                     
 しかし、暮らしをどう変え、どうはぐくんでいく
かを決めるのは、国でも、行政でも、議会でもなく、
住民自身である。               
 「ずくを出す」―。物事を成し遂げる為に意欲や
気力を出していこうという、信州の方言である。 
 四年に一回の統一地方選挙の年を迎えて、政治参
加の意識もかつてなく高まっている。      
 さあ、みんなが主役になって「ずく」を出して、
考え、動いてみよう。             

生活者主権の会生活者通信2003年03月号/09頁