生活者主権の会生活者通信2002年06月号/10頁..........作成:2002年05月22日/杉原健児

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第三回民主党議員訪問状況報告

道州制実現推進特別委員会委員長 平岡昭三/同副委員長 橋本光治/同委員 岡部澄子

1.H14.4.15.日野市朗氏(東北比例、八期)より
    道州制は、東北地方としても大賛成だ。自分は
  社会党出身だが、昔から地域主権の分権論者なの
  だ。昭和61年には、政権研究の本を出し、分権論
  を展開したが、当時は反響は薄かった。今こそ、
  道州制を実現すべきであり、貴会の主旨には賛成
  だし、議員連盟には喜んで参加したい。只、道州
  制実現には、大きな壁がある。それはマスコミだ。
  マスコミは分権の徹底と道州制の早期実現と中央
  集権制の廃絶は決して書かない。何故なら、マス
  コミにとっては中央集権と一局集中制は、自分に
  とって誠に好都合だからだ。諸情報を、東京から
  一元的に地方に送ってさえいれば、簡単で便利だ
  しコストも安い。                            
    だから、自民党と一緒になって、できるだけ長
  く一局集中を温存したい。之が既得権益を守りた
  い自民と官僚との共通項なのだ。自分が若手の新
  聞記者をけしかけ、それを書けと言い、彼等がそ
  の原稿を書いても、上のボスが皆握り潰すとのこ
  とである。このマスコミの仕組みを壊すことが先
  決だ。マスコミさえ道州制を書いてくれれば、有
  権者が之を見て、理解を深め、分権は一気に進む
  ことは間違いない、とのこと。                
    当方、本論は急所を突いている。マスコミ対策
  は極めて重要だ、ということを痛感した。流石、
  大ベテランだ。                              

2.山谷えり子氏(東海比例、一期)の          
                     秘書の中野仁資氏より  
    当方主張に対し、異論は全くない、山谷に伝え
  ておく、とのこと。                          

3.細野豪志氏(静岡7区一期)の              
                        秘書の猪早圭氏より  
    静岡としても、道州制は大賛成だ。貴会の議員
  連盟構想は細野に充分伝えておく。            

4.牧野聖修氏(東海比例、二期)の            
                      秘書の鶴田博和氏より  
    東海として、道州制は大歓迎だし、貴会の意見
  はもっともだ。議員連盟への参加は前向きに考え
  たい。                                      

5.津川祥吾氏(東海比例、一期)の            
                      秘書の大野忠治氏より  
    津川のモットーは、地方主権の確立だ。道州制
  には全く異存はない。議員連盟も大変結構です、
  とのこと。                                  

6.中村哲治氏(近畿比例、一期)の            
                      秘書の阪田朋子氏より  
    近畿は往年に比し、地盤沈下が大きいので、ぜ
  ひ早期に近畿州を実現したい。貴会の主旨に大賛
  成。一緒に議員連盟を立上げましょう、とのこと。

7.奥田健氏(北陸比例、二期)の              
                        秘書の岡田誠氏より  
    地方分権は奥田の悲願です。早期に道州制を実
  現したい。貴会の主旨には大賛成だ、とのこと。

8.大谷信盛氏(大阪9 区一期)の              
                      秘書の水野元晴氏より  
    近畿州でも大阪州でも、早期に実現したい。貴
  会の主旨には大賛成だ。議員連盟も結構だ、との
  こと。                                      

9.H14.4.16.池田元久氏(神奈川6区三期)より
    先般の横浜市長選で党の県連合会の幹部は、党
  本部の指示に従わず高秀氏を応援し、ぶざまな負
  け方をしたのに、責任をとらずにいるのはおかし
  い。当方「同感だ。若手議員で相談して、突き上
  げるべきだ。」道州制推進は、永井英慈氏が注力
  しているが全く異存はない。当方の「永井氏に任
  せず、神奈川の若手議員は、皆んな一緒になって、
  当会の希望に沿って動いて欲しい。議員連盟にも
  積極参加乞う。」に対し、諒承した、とのこと。

10.永井英慈氏(南関東比例、三期)より        
    道州制実現推進は、自分の政治生命だ。終始一
  貫、之にかけている。本も数冊書いた。部屋のポ
  スターも、ぐるりと之ばかりだ。今回の貴会の動
  きは、誠にすばらしい。ご苦労だが、党衆院議員
  全員を廻って欲しい。そのあと作戦を協議しよう。
  今、分権プロジェクトチームで作業中で、自分も
  入っているが、あれで充分とは思っていない。議
  員連盟構想も、大変結構だと思う、とのこと。  
    当方の「連盟の実質リーダーは、永井氏が適任
  と思うが、キャップには、万人向きの有力者の羽
  田孜氏が適任でないか。政権戦略研究会を若手議
  員と作ってやってもいるが。その他、実質リーダ
  ーには、若手有力議員も多数入って貰うのが、よ
  いのではないか。」に対しては、今、市長選のあ
  との整理に追われているので、少こし時間をくれ。
  それから、よく考えてみよう、とのこと。      
    当方の「今、地方自治と分権に一番熱心なのは、
  全国の知事である。彼等も、自民党による今の分
  権法で充分とは思っていない。矢張り、自分の身
  が危うくなるにせよ、理想は道州制だと思ってい
  る筈だ。その中の有能な知事は、我こそ道州の首
  相に適任だとも思っていよう。彼等を糾合するの
  も効果的と思う。特に、日野市朗議員が言うよう
  に、集権一局集中にどっぷり漬っているマスコミ
  に、道州制をどしどし書かせるには、知事連合に
  騒いで貰うのが一番ではなかろうか。平岡は大分
  県知事平松守彦氏の大分中学の後輩で昵懇だが、
  彼は道州制論者の最たるもので、九州府論をぶち
  上げている。今、彼の尻を叩いて、道州制知事連
  合の結成をリコメンド中だ。」に対しては、永井
  氏は平松氏とは懇意で、一緒に道州制討論会をや
  ったこともあり、貴主旨は大賛成だ、とのこと。
    そして、九州府の如く、やれる所から、どんど
  んやっって行くことも大事だ。神奈川、千葉など
  も、岡崎、堂本の両知事、中田、阿部の両市長等
  で話合えば、話はどしどし進むのではないか、と
  に角、道州制しかないのだ、之で最低年に15兆円
  は浮いて来る、消費税5%でも13兆円しかないの
  だ、とのこと。                              

11.海江田万里氏(東京1区三期)より          
    道州制は永井氏が推進しているが、結構なこと
  だ。貴会の主旨にも賛成だ。議員連盟も諒解した、
  とのこと。                                  

12.鉢呂吉雄氏(北海道8区四期)の            
                        秘書の坂本等氏より  
    鉢呂のモットーは、官僚政治の打破、地域から
  の国作り、であるから貴主旨には賛成と思うが、
  本人から聞いていないので、資料を渡してよく見
  て貰う、とのこと。                          

13.北橋健治氏(福岡9区四期)の              
                     秘書の柳田幸子氏より  
    道州制には賛成だ。貴資料を充分読ませて頂く、
  とのこと。                                  

14.島正規氏(四国比例、四期)の              
                    秘書の牧野さつき氏より  
    資料を読ませて頂きます。                  

15.土肥隆一氏(兵庫3区四期)の              
                      秘書の荒木久乃氏より  
    資料をよく読ませて頂きます。              

16.永田寿康氏(千葉2区一期)の              
                      秘書の河端弘美氏より  
    資料をよく読ませて頂きます。              
17.山井和則氏(近畿比例一期)の              
                      秘書の浅野明子氏より  
    資料をよく読ませて頂きます。              

18.赤松広隆氏(愛知5区四期)より            
    同行の橋本光治氏は赤松氏とは日通時代からの
  旧知。道州制には大賛成。貴会の主旨にも賛同だ。
  議員連盟もいいんじゃないか、とのこと。      

生活者主権の会生活者通信2002年06月号/10頁