生活者主権の会生活者通信2002年06月号/07頁..........作成:2002年05月22日/杉原健児

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講演要旨「歴史は繰り返す」一日の会

講師:文京区 岡戸知裕

    〜7月1日「一日の会」での講演要旨〜      
  日本が悪いとかアメリカが悪いとかの議論ではな
く、論点は今の日本の国民の意識や政治が太平洋戦
争を経てもあまり変化せず、同じような原因で、同
じような危機に直面しているように思います。一番
の共通点は、政治の腐敗でしょうか。            
  昭和2年の田中義一内閣の発足が太平洋戦争への
入り口と考えていますが、発足するきっかけは、田
中がシベリア出兵の際の陸軍機密費を流用して、汚
職の名人である山県と画策して、政友会に金をばら
撒いて総裁になったことでしょうか。            
  戦後の田中角栄も利益誘導型政治を日本にもたら
し、日本の政治を堕落させた張本人であることを考
えると、腐敗というものは、非常に高くつくものだ
と思います。                                  
  他に幾つかの点も指摘してゆきたいと思います。

生活者主権の会生活者通信2002年06月号/07頁