生活者主権の会生活者通信2001年09月号/07頁..........作成:2001年11月27日/杉原健児

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生活者主権の会・第7回総会議事録 (2)

記録・豊島区 藤本欣士

6.会則変更案                                
    杉原副代表より別掲(生活者通信7月号7頁)
  の会則変更案が示され、以下の質問がありました。
  その後、満場の拍手により承認されました。    
・柏市治田氏  副代表の選任は代表の選任事項では
  なくなるという事ですか。                    
(杉原副代表)そのようになります。原案について
  は、年末年始の混乱を受け、最小限の改訂を杉原、
  吉井の両名で作成しました。                  
                                              
7.意見交換                                  
    意見交換の前に議長の取り計らいにより、なが
  つま昭衆議院議員、のづたけし新宿区議、日野か
  つあき豊島区議、藤本きんじ豊島区議、以上4名
  の議員より活動報告がありました。            
・柏市治田氏  首相公選制を3年で実現したい。岡
  戸新代表も賛同者の1人であり、会としても取組
  んで欲しい。                                
    また、活動費募集特別委員長として、江戸川区
  高野氏に対して御礼の言葉が述べられました。  
・大田区大谷氏  本質を絞り、1点集中で活動する
  べき。中央集権の解体、打破、「官から民へ、中
  央から地方へ」原点に戻った活動が必要である。
・柏市治田氏  絞込みは具体的なもので進めるべき
  で、特別委員会で皆の知恵を絞り活動することが
  必要。                                      
(議長)大谷さんのいう大きな課題、治田さんのい
  う個別の課題、共に重要。会には国会議員もおり、
  うまく連携して進めるべき。                  
・文京区松井氏  実現戦略の第5項にも指導者の直
  接選出は謳われている。代議制が日本を悪くして
  いる。直接選挙にこそ意味がある。            
・大田区大谷氏  首相公選だけでは日本は変わらな
  い。道州制などでも各政党に具体的な方法論がな
  い。まず、政党が変わるべき。                
・所沢市河登氏  会として首相公選制に取組むのか。
(岡戸新代表)会としてはもっと大きく捉えたい。
  すでにある会などをアシストした方が効率はよい。
  もっと議論する必要がある。                  
・所沢市河登氏  特別委員会でやるのはいいが、会
  全体としてやることには反対。一長一短があり、
  改悪となる事も考えられる。一長一短では百年経
  っても結論は出ない。官僚の天下りなどは99%
  の人がNOと言っている。身近で具体的な活動を
  するべき。                                  
・渋谷区大崎氏  河登氏と同意見。              
・文京区松井氏  首相公選制には賛成だが、難しい
  点もある。世論誘導作戦の具体化を進めるべき。
  政務調査費に関して吉井さんが陳情や公開質問状
  を出している。そこのところの経緯を少しお願い
  します。                                    
(豊島区吉井氏)公開質問状ではなく、陳情を上げ
  ました。東京都と豊島区については不採択となり、
  練馬区は採択されました。現在、政務調査費に関
  して領収証の公開をしているところがほとんどな
  い。ちゃんと使っていれば公開できるはず。    
(豊島区日野氏)陳情は議案として扱われるが、公
  開質問状については各自治体が個別の対応をする
  こととなる。                                
・渋谷区大崎氏  天下りの禁止を課題にしてはどう
  でしょうか。                                
(中野区長妻氏)先ごろ民主党の国会議員全員が署
  名をし、天下りを禁止する法案を提出した。野党
  の法案は無条件で否決されてしまうのが実情。世
  論が動かなければ法律はできない。            
・練馬区板橋氏  首相公選制は反対ではないが、一
  点突破だけではよくならない。首相公選、天下り
  禁止、地方分権、道州制、4つ全てやるべき。出
  来る事は何でも地道に平行してやっていくべき。
(調布市杉原氏)道州制、首相公選制については、
  現在、具体策を作成中だが、どちらも合いいれな
  い部分や次元の違いがある。また、現実に手を付
  けられるものと、仕組み自体を変えていかなけれ
  ばならないものとあるが、議論をごっちゃにしな
  いほうがよい。天下りについても、人権は尊重し
  ながら仕組みを変えたい。                    
・中野区長妻氏  キャリア組の人事制度を見直す必
  要がある。                                  
(議長)メディア戦略の件で何かありませんか。  
・柏市治田氏  人員拡大は難しい。個人の努力と会
  の実績が必要。                              
・新宿区佐藤氏  新宿区のリサイクルセンターで環
  境問題の催しものがある。会の存在を認知しても
  らうためにも参加してはどうか。              
(所沢市河登氏)詳細を聞いた上で運営委員会で話
  しましょう。                                
(調布市杉原氏)環境は範囲が広い。焦点を絞る必
  要がある。                                  
・その他多数の意見・発言がありました。        
・ここで議長の取り計らいにより、先般の都議選に
  推薦しました有川氏より、謝辞が述べられました。
                                              
8.議長解任                                  
    予定の議題がすべて終了しましたので矢島議長
  の任を解きました。                          

9.閉会宣言                                  
    最終的に出席者は33名、委任状31名との報
  告があり、16時10分吉井実行委員長の閉会宣
  言。                                        


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