たどるべき-5

東京都渋谷区 塚崎 義人

 

「かたよらないこころ、こだわらないこころ、とらわれないこころ、

ひろく、ひろく、もっとひろく〜〜〜」

薬師寺元管長・故高田好胤師

 

物質、生命、こころ、

どの世界にも同化できる善い考え

 

なにを、受けつぎ  過去(祖先は)

なにを、受けつがせ 現在(家族は)

なにを、受けつぐ  未来(子孫は)

                〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

社会的原像3・・・齢(2)

 

「右脳・左脳」

 

 *現代の社会、どうしても頭の使いかたを、一方に偏りすぎ、

    左脳(論理)をおもに、右脳(直観)は、とても少ない。 

    

 *でも、右脳は、イメージをはたらかせる範囲が、

    左脳の一部の部分にまで広がっているようで。

 

*脳には、160億を超える脳細胞が、あるそうですが、

おとなになってから、一日、数万単位で脳細胞は、ほろびて。

 

*ほろびて失われていく痛手は、左脳のほうに、大きく影響、

でも、右脳をひろく活用すれば、脳はより活性し、老化もおそく。

 

*脳の活性化とは、からだのすみずみの細胞内へ根源的エネルギー(氣)を、

    からだの、はたらく効率を上げ、向上させ、能力を高める。

 

 *右脳を活性させると、脳内で、よりおおくの神経伝達エネルギーが、

    脳を覚醒、快感、意欲を発揮させる、神経伝達物質ドーパミンなど。

 

*神経伝達物質には、おもにアドレナリン(うつ的不安)、ノルアドレナリン(躁的怒り)、ドーパミン(意欲の発揮)など、

    人のおこないは、これらが、おたがい微妙に関係し、決まります。

 

 *右脳が活性化されればされるほど、多くの神経伝達物質・氣(うつ、躁、意欲)が、

    もし、自身で、これらの物質を生成し、コントロールできるならば。

 

 *さらには、自身で、ドーパミン(意欲発揮)を、より生成できれば、

    強い免疫力と抵抗力、そして健康を保ち、病をいやすことが可能に。

 

 

「神経」

 

 *神経組織のなか、最も大切なのは自律神経のはたらき、

とくに、内臓(心臓、肺、胃、腸など)をおさえるはたらきが。

 

 *自律神経は、脳から離れ、無意識的なはたらきではなく、

    脳内のこころ(心の器)から、デリケートに影響をうけているので。

 

 *もし、こころのバランスが崩れると、現代病の典型(心身症や神経失調症)、

    心のストレス性(ゆがみ)や、ホルモン分泌の異常などが、あらわれる。 

 

 *ですので、健康を保つため、右脳・左脳を、バランスよく活性させ、

自律神経のストレス負荷を、なるべく無くするように。

 

 *わたしたちは、もともとの自然治ゆ力を、もっと活用し免疫力を、

    病は氣、自律神経(うつ、躁、意欲)を意のままにコントロールしましょう。

 

 

「変性」

 

*脳内で、意識と無意識がはたらく、ちがいは、

    意識は左脳(論理的)、無意識は右脳(直観的)といわれます。

 

 *ただ、意識・無意識のはざまに、もうひとつ、心のはたらきが、

    とても、あやしげなようすの、変性という意識的なものが。

 

*変性意識、想うようでおもわず、想わないようでおもう(似想非想)、有るようでない、無いようである(若有若無)、

はっきりしない、あいまいな、からっぽの、そんなふんいき。

 

 *わたしたちは、ふだん、外の世界を、おおむね左脳から見ていて、

見たり、聞いたり、考えたり、ことばを意識し、解釈し、思考します。

 

*では、ちょっと、あらためて右脳をはたらかせてみると、

    左脳的・右脳的の見方が重なりあい、脳内で微妙に響きあう世界が。

 

 *右脳には、意外と、気づいていない知的な感受性が、

    右脳を活発に、させればさせるほど、するどい知的感受性が脳内を満たし。

 

 *左脳・右脳の活性化を、日頃から、日課(食・齢・創)にされると、

    さまざまな面に、あふれる社会的原像を、知的感受性でとらえられるように。

 

*知的感受性が、はっきりせず、あいまいな、おだやかで、ゆるやかに、

脳内に、あふれ、ゆらいでいるありさまを、変性意識とみてください。

 

 *社会的原像のうまれるもとは、因と縁(求め、求められ)の共時性(時間軸)、

    おたがいの因と縁が、触れあい、混ざりあっている、それが社会。

 

 *社会的原像(因と縁)の共時性のようすを、変性意識(知的感受性)で、

かっても、いまも、道を歩んでいる、かたがたは感じとっています。

 

 

「呼吸」

 

 *呼吸することは、命をたもち続ける、いちばんのもと、

    呼吸で、自律神経をコントロールし、五臓六腑を活発に。

 

 *からだは、六つの器官・機能が調和されたもの、

    1-五感九穴(五感=眼耳鼻舌口、吸穴=眼2.2.2.1.2(生殖・尻穴)

    2-四肢百骸(骨格)、3-五臓六腑、4-皮膚、5-腱、6-脈、など。

 

 *五臓六腑

    ・五臓 心臓 :原動力・・・舌に 

        肝臓 :血調整・・・目に

        脾臓 :各末端・・・唇に

        肺臓 :氣・液・・・鼻に

        腎臓 :液調整・・・髪に

    ・六腑 胆  :消化促進・・精神疾患

        胃  :胃液分解・・脾臓連携

        小腸 :清濁分解・・組織代謝

        大腸 :液を吸収・・固形排出

        膀胱 :液を代謝・・水形排出

        三焦 :消化・伝達・排出

 

 *五臓は貯え(氣、血液、体液を)、六腑は循環(消化・吸収・伝達・排泄)、

    健康なからだは、五臓(器官)・六腑(機能)で支えられています。

 

 *おだやかな呼吸で、抵抗力と免疫力をたもち、身心を、よい方向へ、

あらためて、ヨーガ・瞑想・座禅・太極、でなくとも。

 

 *ぜひ、根源的エネルギー「氣」を、

    β二波で、右脳で、変性意識で、呼吸で、とりいれることを日課にできれば。