今年は代表選挙があります

                      代表 小俣 一郎

 

早いもので前回の代表選挙からもう2年が経ち、今年は代表選挙があります。

前回の立候補趣意書で「次の2年間も、新しい命題を掲げたいという人が出てくるのを待つ2年間にしたいと思います」と書きましたが、残念ながらいまのところそのような方の話は聞いていません。

しかし、慌てる必要はないと考えています。各委員会もそれなりに動いており、意見交換・情報交換の場としての会報発行も継続できています。年1回の総会の際に同窓会のように集うのも悪くないという考えも特には変わっていません。

1月号にも書きましたが、当会は活動を開始してから四半世紀を過ぎています。当会のフットワークが落ちるのは当然でもあります。

ただ、ここにきて状況が少し変わってきました。無敵を誇るかのようであった「安倍一強政治」もその弊害が至る所で露呈し、いろいろな問題が明らかになってきました。かつて当会が重点的に取り組んでいた「情報公開」も後退しています。そのような新たな状況に、諸々の問題の改善に当会の代表になって取り組みたいという方が出てきて下さるのではないか、という期待もふくらみます。

今回はまだ無理でも、近いうちには当会に新しい風を吹き込んで下さる方が出てきてくれるのではないでしょうか。意見交換・情報交換を続けながらそのような新たなうねりが出てくるのを待つのも悪くないと思います。そしてそのような新しい流れが出てくるまでは私が引続き当会を守っていきたいと考えています。