改めて今後の活動について

                      代表 小俣 一郎

 

第20回の総会で、再び代表に選ばれましたので、改めて、今後の当会の活動についての私の考えをお話しておきたいと思います。

更新会費は2年間は頂きません

これまで会報でお伝えしてきましたように、2年間は更新会費の徴収は行いません。しかし、活動をしないわけではありません。更新会費を頂かなくても十分に活動はできます。

会計報告にありますように、現在当会には130万円の残金があります。昨年度の支出合計は14万円ですから、昨年度同様の活動であれば、2年どころか9年は問題なく活動できるわけです。

なお、もし当会の新たな方針が決まり、その遂行のために資金が必要になるようであれば、その時には改めて会員の皆様に会費をお願いすることになるかと思います。

当会を解散するわけではありません

会費を徴収しないことで、総会では「会の解散も視野に入っているのですか」とのご質問を受けましたが、当会を解散するつもりはありません。さらに、5年、10年、15年と会を続け、会員がいなくなり自然消滅ということはあるかもしれませんが、自ら解散することはありません。(過去には会を解散しようとした代表もいましたので、新代表に代わった後の保証まではできませんが・・・。)

一定の目的を達成した当会は、たとえそれが同窓会的なものになったとしても、存続する価値は十分にあると私は思っています。総会の際に久しぶりに顔を合わせて昔を懐かしむ。もしそんな会になったとしても、それはそれでいいのではないでしょうか。

無理はしない

もちろん、何もしないわけではありません。5つの委員会(会報編集・道州制実現推進・インターネット・福祉自治区推進・21世紀のライフスタイルを考える)は継続しますので、それなりの活動は行います。ですからそこから何らかの成果が上がるかもしれません。ただ、必要以上の無理はしないだけです。

委員会の中には活発に動いているところもありますので、そこから新たな流れが生まれ、それが当会の本流になっていくかもしれません。そんな日が来ることを待っているわけです。

「いざ」となれば

埼玉は20周年記念誌を発行して活動を終了しました。神奈川もこの秋には幕を閉じます。千葉も会員数は僅かです。しかし、当会はいまだに100名を超える会員を擁しています。

当会の活動は20年目に入りました。「平成維新の会」の頃から数えると、もうすぐ何と23年目に突入しますが、いまだにこれだけの数の会員の方がいらっしゃるわけです。ですから、今回ここでペースダウンしても、「いざ」となれば再び大きな力を発揮できると思います。いや、「再び力を発揮するための一休み」と位置付けるのが正しいのかもしれません。

意見交換の場の継続

意見交換会の定期開催は当面続けます。また会報の発行も続けますので、会員間の意見交換は継続できます。必要であれば、会員メーリングリストの再開も検討したいと思います。

また、平成維新の会の頃から続けている「首都圏市民会議」は、埼玉に続き神奈川も解散するので近く終了することになりますが、その後継として「新たなスカイプ会議」を行うことも考えています。

スカイプについては会報で過去に何回か紹介したかと思いますが、首都圏で始めた頃はまだほとんど使われていませんでした。しかしいまや一般的なものになっています。

そのスカイプを使って、定期的に、テーマを決めて、興味のある人が参加して意見交換をするわけです。これであれば皆さん自宅で対応できます。このような新しい意見交換の場が、新しい形の運動体に発展していく可能性も十分にあるのではないかと考えています。

 

以上、いろいろと再確認を含めてお話ししましたが、これからも活動は続けていきますので、どうぞ今期も宜しくお願いします。