官僚と闘う政治の注目情報(20109月・10月抜粋)

闘う政治を支援する委員会委員長 岡部 俊雄

1.「年金記録」など冒頭で謝罪 厚労白書 巻末に業務紹介カルタ2010827日 日本経済新聞夕刊)

 長妻昭厚生労働相は27日の閣議に2010年の厚生労働白書を報告した。今年の表題は「厚生労働改革元年」。旧社会保険庁の不祥事や薬害肝炎問題についての謝罪と反省を冒頭に明記する異例の内容で、厚労省改革への取り組みを前面に出した内容となった。

 

2.役員以外へ天下り1653人 厚労省所管の304法人に201093日 朝日新聞)

 厚生労働省所管の304公益法人の事務局に、1653人の国家公務員OBが役員以外で再就職していることがわかった。役員も含めると2500人余のOBが公益法人に在籍しており、同省が幅広く天下り先を確保している実態が浮き彫りになった。長妻昭厚労相は近く、有識者による検討会を立ち上げ、国家公務員の再就職を見直す方針だ。

 調査は長妻氏の指示で厚労省が実施した。

 

3.「役員以外も公募に」 厚労相、所管法人に要請 天下り問題201094日 朝日新聞)

 長妻厚生労働相は3日、厚労相所管の公益法人に対し、役員以外の職員も公募採用に切り替えるよう文書で要請した。国家公務員OBの大量天下りを問題にしたもので、「国と所管法人とのかかわりかたの疑念を、さらに払う必要がある」と説明。理事長など役員については、すでに公募するよう求めている。

 今回の調査は事務局長や総務課長など役員以外を対象としたもので、4月1日現在で304法人に1653人が在籍していた。厚労省出身者は280法人の1401人で、このうち124人は1826万円を最高に1千万円以上の給与を受けていた。

 

4.長妻氏「天敵だったのでは」 厚労相退任会見2010923日 朝日新聞)

 長妻昭前厚生労働相は22日の退任記者会見で、厚労省について「隠蔽体質、無駄使い、天下り体質があり、世間の期待に比べて動きがワンテンポずれていた」と評価した。その上で「かなり追求したので、厚生省に取って『天敵』の位置づけだったのでは」と振り返った。

 長妻氏は予算のムダ削減や天下りの排除による「役所文化の変革」に取り組んだと強調。「他の役所に比べ、厳しすぎるという声もあったが、一番お金を使う役所だからこそ、徹底的に見直すことが大きな力になり、道が開けると繰り返し申し上げた。だが、『どうして』との思いのあった方もいた」と、職員の理解がなかなか得られなかったことに悔しさをにじませた。

 

5.「仕分け人」に与党議員28人=枝野、長妻氏も2010930日 時事通信)

 政府は30日の行政刷新会議(議長・菅直人首相)で、10月下旬から始める事業仕分け第3弾で「仕分け人」を務める与党の国会議員を決めた。枝野幸男幹事長代理、長妻昭前厚生労働相ら民主党の27人と、国民新党の亀井亜紀子政調会長の計28人。衆院の新人議員19人が含まれる。

 

6.9特会廃止を提言 一般会計化前提  民主報告書2010104日 日本経済新聞)

10月下旬からの政府の事業仕分け第3弾に先立ち、民主党のプロジェクトチームがまとめた特別会計の見直しに向けた報告書が3日、判明した。全部で18ある特会のうち、道路整備などに使う社会資本整備事業特会など少なくとも半数の9特会について、廃止して一般会計にすることを前提に見直すべきだと提言した。資金の流れが複雑で無駄も指摘される特会事業の透明、効率化を狙う。

 

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