生活者主権の会生活者通信2004年11月号/13頁..........作成:2004年11月07日/杉原健児

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生活者主権の会・各種活動状況

※(敬称略・編集:杉原健児)

【1】A区&新宿地球村例会記録(佐藤鶴次郎AM)
日時:2004年9月25日(土)18:30〜21:00   
場所:新宿リサイクルセンター4F       
出席者:浅井・山城・佐藤(八)・松井・峯木・ 
    春日・那須・佐藤(鶴)、以上8名。  
討議報告事項:                
@各自グリーンコンシューマーとしての取り組みの
 意見交換。                 
A新宿地球村と、大江戸地球村に就いて     
  身近な行政単位の新宿地球村なら設立の可能性
 があるとのことであるが、広域行政単位としての
 大江戸の括りは必要ではないか?       
  特に今問題として提起されている、群馬の「や
 んばダム」の反対運動や、東京都が進めている大
 田区の「城南島の処理施設」など広域で取り組む
 問題が山積している。新宿だけでは人の集まりも
 少ない。                  
B当面新宿地球村は、浅井 山城 佐藤(八)グル
 ープで、大江戸地球村は松井 峯木 佐藤(鶴)
 が連携を取りながら進める事にする。     
C10月の定例会は、千葉県の「房総のむら」で開く。
 10月23日(土)JR上野(常磐線)8:40「我孫子」
 乗換え「安食駅」バス停前に集合。      
Dその他、区会議員の存在価値、議員定数、給与の
 額について論議された。           
                       
【2】C区10月定例会報告(澤井正治AM)    
日時:2004年10月10日(日) 11:30〜13:30     
場所:新宿三井ビル54・三井クラブ       
出席:河本・中島・井内・近藤・澤井(報告)  
 来年の春に予定される沖縄タウン(代田橋)構想
の私設応援団について,渡嘉敷さんからの資料を元
に澤井が概説した。各自の近況報告を行った。  
 沖縄タウンのメーリングリストがYahoo E
groupsに作成されました。発言して下さい。
                       
【3】D区10月例会議事録(吉井正信AM)    
日時:2004年10月3日(日)10:00〜12:00
場所:練馬公民館・第1会議室         
出席者:長妻謙・水野・吉井、以上3名     
1.年金・退職金について討論         
2.現在の労働組合について討論        
3.次回開催日:2004年11月7日(日)18:00〜20:00 
     場所:練馬公民館・第1会議室    
                       
【4】E区例会議事録(中島信一郎AM)     
日 時:2004年9月24日(金)19:00〜21:00   
場 所:北千住西口駅前「たかさご」会費3000円 
出席者:江頭清昌・小俣一郎・高野洋司・水原脩・
 栗原哲哉・有川りえ子・橋本好弘・馬場三洋・ 
 中瀬新二郎・中島信一郎(順不同)、以上10名。
議 題:                   
1.今後の例会運営/地域密着型で仕事関連も掘り
  下げ、会員外含めて交流し新規会員に獲得につ
  なげる。                 
2.参加者全員の自己紹介、自身の活動状況等を報
  告。                   
3.「一日の会」との合同で12月5〜6日に1泊2
  日での旅行開催を決定。潟Aークメディカルサ
  ポートの協賛により男性4千円、女性3千円会
  費、詳細は後日。             
4.次回開催日:2004年10月22日(金)19:00〜21:00
   場所/北千住西口駅前 「たかさご」     
                       
【5】F区10月例会報告(小俣一郎AM)     
日時:2004年10月14日(木) 18:40〜20:30    
場所:ルノアール小滝橋通り店・会議室     
出席者:岡部・小俣・佐藤・杉原・治田・松井・ 
    峯木、以上7名。           
1.編集委員会関連              
 (1)杉原委員長を中心に、会報11月号の編集につい
  て確認・検討等を行った。         
 (2)12月号・新ライフスタイル特集号の寄稿をお願
  いする人の検討等を行った。        
2.ネットデモクラシー委員会関連       
 (1)当会のHPについて検討を行い、下記の3点に
  ついて修正を行うことになった。      
 @「生活者主権の会」の文字をもう少し目立つよ
  うに工夫する。              
 Aトップページに会報の巻頭言を掲載し、会報の
  発行に合わせて毎月変更する。       
 Bリンク先の掲載方法等を工夫する。     
 (2)松井さんより、XOOPS(ズープス)という
  HPソフトの紹介があり、当会でも松井さんを
  中心に研究することになった。       
                       
【6】首都圏市民会議第88回議事録(小俣一郎代表)
日時:2004年9月25日(土) 18:20〜20:00    
場所:サロンいしい              
出席者:石井・江口・小俣・治田、以上4名。  
1.各会活動報告               
【生活者主権の会】              
  今年度の活動方針ごとに会報で特集号を出す。
【かながわ市民フォーラム】          
  「海老名の未来を語る市民の集い」準備進行中。
【生活者主権千葉の会】            
 (1)10月11日に総会を開催。          
 (2)四街道市長選挙の公開討論会に協力する予定。
【さきたま市民ネット】            
  ネットをより活用した活動展開を検討中。  
2.第11回全国市民オンブズマン函館大会について
 (1)江口さんより報告があった(参加者520人)。
 (2)特に北海道警察の裏金不正を糾す当事者の方々
  の報告が印象に残った。これを聞いただけでも
  函館に行った価値があった。        
 (3)同事件は、9月13日に道警が正式に認め、陳謝
  したが、それには北海道新聞がこの問題を追求
  し続けたことも大きな要因だったと思う。  
 (4)今年度は「包括外部監査の通信簿」にも変化が
  あり、@評価班が中心となって判断、選抜を行
  った。A優秀賞等を設け、良い自治体を評価す
  る形に変った(オンブズマン大賞=新潟市)。
 (5)上記@は、監査報告書が自治体HPより入手可
  能なところが増えてきたことも要因。    
 (6)関連して、オンブズマン団体との交流方法等々
  について意見交換、情報交換を行った。   
3.共同テーマについて            
  投票率のアップに関連して、電子投票の可能性
  等について意見交換をした。        
4.今後の首都圏市民会議の開催日について   
 (1)奇数月の第2土曜日の午後7時開催。    
 (2)次回は、11月13日(土)午後7時開催。   
5.首都圏市民会議HPについて        
 (1)新アドレスに現在の内容を移し、小俣が管理す
  ることになった。             
 (2)4団体でいろいろと相談し、内容を工夫してい
  くことになった。             
                       
【7】道州制推進連盟例会議事速報(大谷和夫会長)
日時:2004年10月15日(金) 18:30〜21:40    
場所:喫茶室ルノワール蒲田西口店       
出席:柳田・大谷・岡部・小俣・松井・吉田・田中
   ・山崎・宇佐美、以上9名。       
配布資料:                  
 (1)道州制推進連盟2004年9月例会議事速報(大谷)
 (2)道州制推進戦略(改定案)        (大谷)
 (3)道州制推進に関する検討事項      (大谷)
 (4)税源移譲・交付税改革(神野試案)    (岡部)
議事概要:                  
[1]配布資料説明検討             
 (1)の討議事項で、@「なぜ今道州制が必要か?」
  はHPの冒頭に掲示された。Aの「市町村合併
  が進まない最大の理由と・・・」は「市町村合
  併の推進策」という標題で、HPに掲載手続き
  をとることとした。B道州制推進戦略の見直し
  は本日資料2として提出されている。尚桜田氏
  へ道州制基本法案の中身を問い合わせ中である
  が、回答のあり次第MLで回覧することとした。
 (2)前回の検討に基づき改訂したもので、具体的活
  動の提案は資料3に述べられている。    
 (3)は本日の討議事項をまとめたものである。  
 (4)は住民税を増やしてその分所得税を減らし、消
  費税の地方への配分を増やすなど、税金の総額
  を変えずに税制を少し変えるだけで、東京の一
  人勝ちがなくなり、人口シェアと地方税額シェ
  アが近い数値になることを示している。   
[2]討議事項                 
 (1)調査事項・・・(資料3)          
      この1ヶ月の情報としては余り注目すべきも
  のはないが、毎日新聞10月13日朝刊19面にニュ
  ース解説として道州制の内容、メリット、デメ
  リットなどを簡潔に紹介している。尚第28次地
  方制度調査会では道州制の議論が本格化し、9
  月9日の第7回専門小委員会、10月1日の第8
  回専門小委員会の資料の中で、注目すべきもの
  の紹介が行われたが、第7回の資料1(都道府 
  県の現状と課題)、資料4(国庫補助負担金等に
  関する改革案)、第8回の資料1(道州制に関す
  る検討の必要性)、(別紙:道州制を道入する場
  合に想定される国と地方の役割分担のイメージ)、
  資料2(道州制の制度設計に関する論点)につい
  ては、簡単な紹介と共に各自インターネットで
  上記資料を直接検索し、検討することが要請さ
  れた。(ヤフー・道州制・審議会情報より)  
      又今後道州制に関するイメージについて、当
  連盟と地方制度調査会の見解を直接対比し、同
  じであれば良しとし、異なれば検討して意見を
  出すこととした。             
 (2)活動事項・・・(資料3)          
  @A4版裏表程度の分量で、一般市民に分かりや
  すい簡単な資料の作成を試みる。      
  A道州制.comも参考に、明るいイメージも含めて
  HPの魅力化について、具体的な提案を募集す
  る。                   
  B会員の増加策として下記3点を決定した。  
  (イ)全国の会員に呼びかけて、ネット支部の形成
   をはかる。               
  (ロ)外部アピール、イベントを通じて会員の拡大
   をはかる。               
  (ハ)現在の役員は2ヶ月で10名の会員を獲得する。
  C外部へのアピールとして下記を計画する。  
  (イ)生活者通信誌への投稿、半年後には特集号が
   計画されている。            
  (ロ)地方新聞紙へのアンケート等のアピール  
  (ハ)当連盟2周年記念イベント        
 (3)その他                  
      会員の山崎大田区議が地元選出の衆議院議員
  宇佐美登氏を紹介してくれたので、民主党内の
  道州制の動きについて質疑応答が行われ、民主
  党として道州制を含めて国のビジョンを明確に
  示すよう要望が行われた。         
                        
【8】ガラガラにっポン9月活動報告(田代秀子代表)
 9月12日 八ッ場ダムの住民監査請求報告大会参加
 会場は満員、急遽補助席を追加するほどであった。
 嶋津 暉之氏 「八ッ場ダムは何が問題か」  
 板井 優 氏 「川辺川ダム利水裁判の勝利」 
 田中 康夫知事「脱ダム社会への道」     
 それぞれの講演があり、最後に住民監査請求原告
団総数5293名の報告。             
 9月定例会に生活者主権の会新代表小俣さんが参
加され意見交換をした。            
 私たちから生活者主権の会への質問、要望として
・生活者主権の会は行動して欲しい。議論ばかりで
 実際に何も行動してないように見える。    
・イラク戦争反対も我々はデモ行進参加し、意思表
 示をした。生活者主権の会の人にはフセインを倒
 すためには戦争もやむなしという意見があり、ひ
 とつにまとまらなかったと聞くがどうなのか。 
・武器輸出3原則の見直しには一緒になって反対し
 て欲しい。国会議員への陳情をしたいが、生活者
 主権の会と共に出来ればと思っている。    
 その他運動の柱はどうなっているのかなどの質問
をした。                   
 小俣代表の話、生活者主権の会はいろいろな意見
のある中で、社会の仕組みを変えるための運動をす
るということにおいては一致しており、活動に関し
ては運営会議で検討し、結論がでれば全員で行動す
ることになるので、たとえば武器輸出3原則見直し
反対もガラガラにっポンから提案してもらい、方針
が決まれば共に行動できる。また道州制推進に関し
て活発な動きになってきたことも伺った。    
 小俣代表が定例会に参加され意見交換でき大変よ
かった。新代表としての意気込みを感じ、今後の活
躍を期待し、また私たちも出来るだけ積極的に協力
したいと思いました。             
 10月定例会は会員の井上さんがバリアフリーの家
を建てられたので、見学させてもらうことにした。
老人施設は公共の大きな物を建設するより、個人を
尊重し自立した生活を出来るようにすべきという方
向も必要と言われ始め、井上さんの考え方と家を見
せていただくのは大変参考になると思っている。 
                       
【9】元気のでる「一日の会」(主催:中島信一郎)
日時:2004年10月1日(金)19:00〜21:00      
会場:庄屋新宿A・Iビル店。         
出席:白川惠一・白川夫人・板橋光紀・小俣一郎・
  澤井正治・治田桂四郎・志村正和・蔵合正博・
  江頭清昌・高野洋司・中島信一郎、以上11名。
話題:各自、自己紹介と近況報告。       
   11月は再度「庄屋」での開催を決定した。 
   12月「一日の会」1泊旅行の案内をした。 
                       
【10】2004年9月分収支(経理担当・杉原健児) 
   〔収入の部〕            〔支出の部〕   
前月繰越    941,766円 吉田印刷    55,765円
更新会費15名  45,000円 振込手数料    420円
新入会費01名  1,000円 宅配便     1,060円
協力金 01名  2,000円 翌月繰越   932,521円
 合計    989,766円  合計     989,766円
〔吉田印刷〕会報10月号印刷費(A4-12頁・500冊) =
 32,500円/消費税:32,500×5%=1625円/郵送費
 :@90円×224通=20,160円/宅配便:1,480円。
〔今期協力金〕大山悦男10,000/高野洋司6000/
 ながつま昭3000/片山光代3000/城島正光3000/
 折井久彦3000/小野寺光3000=計31,000円。

                       
<推薦図書> フレデリック・フォーサイス著『アヴェンジャー』
   角川書店刊/上・下各1800円(税別)   
 軍事スリラー小説の第一人者フレデリック・フォ
ーサイスが久しぶりに書いた長編です。アヴェンジ
ャーとは復讐する人で、ここでは復讐代理人として
使われています。               
 内容はアルカイダがなぜ9・11事件を起こした
かを背景にして、テロリストが多く誕生したわけと
アメリカが嫌われる土壌を巧みに織り交ぜながらボ
ランティアのアメリカ人大学生がボスニア紛争で殺
害されたことに対する復讐を引き受けた代理人の話
です。                    
 この中でイギリスの情報部員がアメリカの CIA部
員に話したことが印象的です。「連中(第3世界の
若者)はけっしてきみたちアメリカ人を許さないよ。
許されると期待しないほうがよい。そのほうが失望
しなくてすむからね。きみの国アメリカは常に非難
の対象になる。彼らが貧しいのにきみたちは豊かだ
からさ、彼らは弱いのにきみらは強い、彼らは怠惰
なのにきみらは活動的だ、彼らは保守的なのにきみ
らは進取の気性に富む、彼らは戸惑い立ち止まって
いるのに君らは開明的で創意工夫を怠らない、彼ら
がすわって待つタイプなのに君らはなせばなる派で、
彼らは発育を阻害されていじけているのにきみらは
野放図に伸びつづける。            
 立ち上がって叫ぶ煽動家が一人いれば十分だ。 
『今アメリカが所有しているものはすべて、彼らが
おまえたちから盗んだものだ』と叫べば、彼らは信
じてしまう。唯一の超大国アメリカの悩みは尽きな
いようです。           (吉井正信)

生活者主権の会生活者通信2004年11月号/13頁