生活者主権の会生活者通信2000年09月号/04頁..........作成:2000年09月07日/杉原健児


生活者主権の会・第6回総会議事録

記録・豊島区 藤本欣士

日時:2000年7月20日(木・海の日)13:30-16:30 
場所:新宿区役所  5階会議室
1.開会宣言
    総会実行委員長・吉井正信氏より本日の出席者
  20名、委任状提出者15名で、7月19日現在
  の会員数294名の10分の1以上に達しました
  ので、規定により総会は成立する旨報告があり開
  会宣言を行いました。
2.代表挨拶
    治田桂四郎代表より、3年間の代表任期中に皆
  様より色々とご協力いただいた事に対し謝辞が述
  べられ、以下の挨拶がありました。
・大前さんの会を解散した後、江頭さんと共に引き
  継ぎ6年が経過した。住専問題や情報公開など、
  多くの課題に取組んできた。
・いい議員を増やしたいという願いより、ながつま
  昭氏を国会へ送るべく活動をした。また、林都議
  や小川参議院議員、昨年の地方選においても会で
  支援した議員を多数議会へ送ることができた。
・自分の実績としては、ながつま昭氏を当選させた
  事を考慮し、合格点であったと考える。
・今後は政権交代を実現したい。民主党に偏ってお
  り、市民運動としてはいかがなものか、との意見
  もある。自分自身感情的なところもあったが、い
  い国を作りたいという目標の下でがんばってきた。
  3年間ほんとうにありがとうございました。
3.議長選出
  江東区の阿部氏を満場一致で選出。
4.報告事項
(a) 1999年活動報告
    杉原副代表より別掲(生活者通信本号6頁)の
  活動報告があり、以下の質問がありました。
・世田谷区井上氏:生活者通信掲載基準は言論の自
  由を制限するものであり、運営会議で掲載の是非
  を決めるべきではない。
  (治田代表)運営会議で決めることに問題はない
  と考える。
  (議長)この問題は意見交換の場でお願いします。
・多摩市片岡氏:退会者の理由で一番多いものは。
  (小枝氏)仕事などで忙しいという理由が一番。
・豊島区竹下氏:豊島区の食料費の調査の内容は。
  (治田代表)会議の名目でパーティーが行われて
  いる等、現在も調査中です。
・豊島区門叶氏:役員に欠員がある、補充の目途は。
  (治田代表)本日決まる次期代表が決定します。
・所沢市河登氏:公選法、一票の格差について今後
  の活動は。
  (治田代表)公選法については方向性が決まって
  いるが、一票の格差についてはフォローに不十分
  な点があった。
(b) 1999年度会計報告および監査報告
    杉原経理担当より別掲(生活者通信本号5頁)
  の会計報告および小枝監査人より監査報告を行い、
  以下の質問がありました。その後、満場の拍手に
  より承認されました。
・保谷市繁野氏: (b)の承認は (C)の承認にもなる
  のでは。
  (議長)別々で行います。
(c) 1999年度活動費報告および監査報告
    治田代表より別掲(生活者通信本号7頁)の活
  動費報告および小枝監査人より監査報告を行い、
  以下の質問がありました。その後、満場の拍手に
  より承認されました。
・保谷市繁野氏:豊島区の食料費の調査は努力の結
  果が見えない。再検討すべき。
  (治田代表)エネルギーが足りなかったことは反
  省している。今後まとめ上げ豊島区に提言を行い
  たい。
・文京区大山氏:本会計と活動費は一本化したほう
  がよい。広告費は会報誌の発行費用と考えていた。
  (治田代表)昨年も同様の意見があり運営会議で
  議論した。その結果を踏まえて2本立てとしてい
  る。
5.代表選出と会計予算案の承認
(a) 立候補者募集結果報告と新代表の選出
    吉井実行委員長より6月4日締め切りにて行い
  ました立候補者募集において、小枝尚氏のみの届
  出があった旨の報告がありました。尚、小枝氏よ
  り信任投票の申し出があり、会場からは必要なし
  との意見も出ましたが議長の判断で信任投票が行
  われることとなりました。以下結果報告。
    投票総数37票、信任32票、不信任3票、白
  票1票、棄権1票、以上の結果により新代表は、
  小枝尚氏に決定いたしました。
    また、選出後に挨拶があり、以下の活動方針を
  示しました。
・特定政党の支持団体との誤解を改善。
・会報誌掲載規準の見直し。
・政策提案型の市民運動。
・拡大副代表会議の中止、再検討。
・会員の意見は受取人払いのハガキで。
・イベント開催による会員拡大。
(b) 2000年度会計予算案の承認
  小枝新代表より別掲(生活者通信本号7頁)の
2000年度会計予算(案)が示され、満場の拍
手により承認されました。
6.意見交換
    意見交換の前に議長の取り計らいにより、先頃
  行われました衆議院議員選挙において推薦しまし
  た、ながつま昭氏と片山みつよ氏の2名より謝辞
  が述べられました。
・世田谷区井上氏:運営会議で会報の掲載の是非を
  決めるのはおかしい。もっと言論の自由を認める
  べき、会則24条2項の削除を求める。
・練馬区板橋氏:編集長を信任しており、信任して
  いる編集長が掲載の是非を決めることは何ら問題
  がない。全ての人に理解を求めることは不可能。
  また、誌上では訂正が効かない。会議の場に出て
  意見を言うことも必要。(同意見:大田区大谷氏)
・豊島区吉井氏:投稿の掲載は会の方針として受け
  取られる。会の方向性のことも考えるべき。
・文京区大山氏:過激な文章でも誌上で反論を行え
  ばよい。(原則掲載し誌上で討論をすべき、に同
  意見:小枝新代表、豊島区萩野氏、所沢市河登氏)
・小枝新代表:一つの問題(議題)の提示があると、
  賛成・反対の比率に平行した記事の掲載はしない。
・議長:会報の掲載については今後、新代表に検討
  をお願いいたします。
・柏市治田氏:いい議員を出すには選挙のときだけ
  応援するのではダメ、これからもいい議員を育て
  てほしい。
・大田区大谷氏:わかりやすい活動戦略を。
・川崎市横内氏:会の内々で議論するよりもっと対
  外的な活動を。
・練馬区小野寺氏:推薦議員をモニターし、当選議
  員をもっと使うことが必要。(同意見:小平市小
  俣氏)
・渋谷区大崎氏:現議員の質が悪すぎる。いい議員
  を出すべき。
・豊島区矢尾氏:推薦議員の選考方法を見直し、言
  わなくてもやってくれる人を選ぶべき。
・その他多数の意見・発言がありました。
7.議長解任
    予定の議題がすべて終了しましたので阿部議長
  の任を解きました。
8.閉会宣言
    最終的に出席者は40名、委任状14名との報
  告があり、16時30分吉井実行委員長の閉会宣言。

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