生活者主権の会生活者通信1999年06月号/02-03頁..........作成:1999年05月日

生活者主権の会・第47回運営会議議事録

※(敬称略・文責:杉原健児)

【日時】1999年5月11日(火) 18:30〜21:40
【会場】新宿区立リサイクルセンター4階。
【出席】大谷和夫・大山悦男・小野寺光・小俣一郎・小枝尚・近藤珠甲・斉藤茂・佐藤鶴次郎・ 澤井正治・繁野陽一・白瀬武美・杉原健児・渡嘉敷奈緒美・長妻昭・治田桂四郎・日野克彰・ 藤本欣士、以上17名。
【委任】江頭清昌。
【配付資料】 (1)「1999年5月運営会議議題」(治田)
(2)「平成維新実現戦略について」(治田)
(3)「地区別(区別・市別)会員数」(治田)
(4)「石原都知事を後押しする市民の会」(小枝)
(5)「選挙広報・石原慎太郎」(小枝)
【回覧資料】
地区別(区別・市別)会員数(4月4日作成)/いしん埼玉市民の会/平成維新千葉B.T. /かながわ市民プレス/東海平成市民の会掲示板・ドリカムハートランド/あしたの風・女たちの平成維新 /大前研一通信/東京生活者ネットワーク会報(杉原)
【議事】(議長:治田)
【0】戦略特別委員会の実質討議(治田委員長)
治田委員長の司会で表記が継続討議された。
(1)主な意見:対外的に出すには本文は長すぎる/平成維新実現までの10〜30年スパンの「戦略」 でありこの程度の内容が必要である/対外的使用は必要な部分を抽出し分かりやすい文にすれば良い /原文のままで概ね良い/現時点での最終案として必要に応じて修正すれば良い/ 本「戦略」を確定した後具体的「戦術」に進みたい/一部どうしても削除したい部分がある、等。
(2)上記討議の結果、多くの意見が以下の2案に絞られたたので、二者択一の議決を行った。
A案:原文のまま。
B案:〔2〕3-1 「既存政党利用作戦」の内「民主党を中心に」を削除する。
A案:5名/B案:6名でB案に決定した。
従って、B案が本委員会の最終答申となった。
(3)上記に伴い「戦略特別委員会」は当初の目的を完遂したので、解散することになった。
(4)当会「戦略」が確定したので、これを踏まえて早急に「戦術」の検討に入って欲しいとの 要望が出され、当面の戦術として、戦略[3] 2.「会員拡大運動」を核とした「戦術」を検討すべきと の意見が大半を占め、次回運営会議に、杉原他に提案して欲しいとの要望が出された。
【1】治田代表からの挨拶があった。
特に、統一地方選の結果と所見が述べられた。
【2】出席者全員の自己紹介があった。
【3】以下推薦候補者の奮戦報告と今後の抱負発表藤本・渡嘉敷・日野・斉藤の各氏。
【4】前回議事録を確認し、原案通り承認された。
【5】生活者通信編集について(杉原編集担当)
(1)現在までの6月号原稿充足状況の説明があった。
(2)5月号8頁大山氏の憲法論文に対し、会員から「現憲法の誤解あるいは憲法違反の主張は、 生活者通信を偏向したものと会員に誤解を与えることを危惧する。投稿は最小限のスクリーニングが必要」 との意見があった。「大山論文に対する反論」等を是非投稿して欲しい。
(3)投稿のスクリーニングについての諸意見:
会員の投稿は自己規制することなく全て掲載すべきである/会の目的や趣旨に合わない長文・ 他人や他国の誹謗中傷・会の品格を落とす内容等は掲載すべきではない/いずれにしても問題の ありそうなものは編集会議で検討する。
【6】各区活動報告(AM:エリアマネージャー)
<1区> 佐藤AM:オンブズマンの会等を行っている。
<2区> 大谷AM:4月22日の例会出席3名。 大田区議選投票は3月25日に行われ、自由党公認の犬伏秀一氏が当選した。
<3・4区> 澤井AM:3月13日の例会出席9名。4月10日の例会出席4名。
<5区> 治田氏:5月1日の例会出席10名。
<7区> 小俣AM:7区会員で池田・水野氏が当選。
<11区> 杉原AM:11区会員・林明裕氏は落選。
【7】特別委員会活動状況
各委員長から簡単な報告があった。
【8】選挙候補者推薦手続き細則の改定(杉原)
生活者通信5月号9頁掲載の「改定提案」について討議の後議決し、賛成6・反対0で改定を決めた。 従って以下の改定となった。
【選挙候補者推薦手続き細則】
2項 出来るだけ多数の会員推薦人の「推薦依頼書」を「運営会議」に提出し、推薦依頼をする。 必要推薦人数の目安は、
(1)下記選挙は会員数の1/3以上
衆議員議員・参議院議員・都道府県知事・政令指定都市の市長。
(2)下記選挙は会員数の1/5以上
政令指定都市以外の市長・区長・都道府県議員・政令指定都市の議員。
(3)下記選挙は会員数の1/10以上
町村長・政令都市以外の市議員・区議員・町村議員。
【9】選挙候補者推薦手続き細則削除の提案(大谷)
(1)提案趣旨:現段階では、既成政党の未熟と会員数が少なすぎる為、当会として選挙候補者を 推薦する活動はあまり意味がない。選挙応援は個人として行えばよい。会としては会員数の増加に注力 すべきである。従って表記推薦手続きは当面削除を提案する。
(2)主な意見:提案趣旨は真実であり支持する/会則に「推薦」の項がない/第二章第4条 「政策実施のための具体的活動」に含まれる/候補者としてアピールになった/平成維新実現には 同志を送り出すことが肝要/実現するためにはあらゆる方法を用いるべきだ/推薦活動で会が活性化 し会員拡大にも役立つ/会の宣伝になる/候補者として会の推薦は力になった、等。
(3)候補者推薦手続き細則存続が大勢を占めた。
【10】会員拡大方策・入会初年度優遇会費(杉原)
生活者通信5月号9頁掲載の「運営細則改定提案」について提案・討議の後、全会一致で改定を決めた。 従って以下の改定となった。
【運営細則】
1項(会費)年会費は、3000円とする。
但し、入会初年度優遇会費は1000円とする。
なお、優遇会費有効期間は下記とする。
・1月〜4月入会の方は当年8月まで。
・5月〜12月入会の方は翌年8月まで。
【11】石原都知事を後押しする市民の会(小枝)
小枝氏より、表記会を準備中なので協力をお願いしたいと との要請があった。もう少し具体化した段階で、運営会議で図ることとした。
【12】第5回総会の準備について(小俣委員長)
7月18日・詳細は副代表会議一任と決めた。
【13】代表任期の項の改定について(杉原)
会則の代表任期に「原則として」を挿入する提案があり、討議の後議決し、賛成8名で承認された。 従って、以下の会則改定(案)が、次回総会の議決事項となった。
【会則(改定案)】
会則四章第13章四:代表の任期は、1年とする。
ただし、原則として連続4期以上再選されない。
【14】大山論文に対する議論
大山論文の内容に対する議論があった。
【次回】第47回運営会議:1999年6月3日(木)
18:30〜21:00 新宿リサイクルセンター

「生活者主権の会」各種活動状況

【A】2区4月例会速報(大谷和夫)>
日時:99年4月22日(木) 18:30 〜21:10
場所:喫茶室ルノアール蒲田西口店
出席:大谷・柳田・犬伏、 以上3名
配布資料:
1.生活者主権の会 2区 3月例会 議事速報
2.生活者主権の会 99年4月 運営会議速報
議事
1.自由討議 現代日本の基本的課題
 歴史的文明的にみて現代の日本の根本問題は何かについて討議した。戦後の日本ではアメリカの 占領政策と唯物史観によって、物質的にはあるレベルに達したが、精神的に基本が破壊され、 規律のない無国籍集団と化しつつある。
 唯物史観に対抗する新しい文明の歴史観として下記が紹介された。
 「文明の生態史観」 梅棹忠夫著 中公文庫
 「文明の海洋史観」 川勝平太著 中公叢書
 ハンチントンの文明の衝突にみられるように日本文明は世界的にも独自で あり、これは地理的条件と民族文化による所が多く、ユーラシア大陸の暴力に蹂躙されなかった おかげでもある。上記の著書を読むと日本の歴史に誇りと愛着を感ずる。
 しかし現実には、東京裁判史観に汚染され、西欧コンプレックスに陥り、哲学やアイデンティティを 喪失し、道徳は頽廃し、邪教がはびこり、折角の民主主義も衆愚政治となり、経済も行き詰まり、 このまま衰退する怖れが大である。これに対して次の図書には今から百年前のイギリスが殆ど同じ状態 であったと指摘している。
  「なぜ国家は衰亡するのか」中西輝政著 PHP 選書061 漫画ではあるが、「新ゴーマニズム宣言・ 戦争論」小林よしのり著 幻冬社刊には個と公の関係を説き、個を超える勇気と誇りを説いている。
 以上を背景として、突然与えられた民主主義とは、国民が政治責任を果たして初めて成り立つもので あり、経済のグローバル化といっても政治的には国際化であり、国境はなくならないし、 自由といっても集団や国家には規律が必要であり個人的わがままを意味するものではないという 基本原則を徹底的に教育することが最も必要であろうという結論になった。更に情報化時代を迎えて、 職業とは何か、世界の現実はどうかといった問題の教育も必要であろう。又規制緩和にしても、 本来社会の活力を増すためにはどのような規制が必要かという立場から無用な規制を撤廃すべきである。
 今後の経済を考えると、公共的な面を重点に官民協調してよい國作りが必要である。
2.大田区議会に関する報告( 犬伏秀一)
 下記資料によって概要が報告された。
*議員報酬及び費用弁償等・・・地方自治法によるが、世界一高いのではなかろうか。
*平成11年本会議年間想定表・・3/4/7/8 月は全休でその他の月でも最高7日間のみ。
*5月臨時会日程( 案) ・・・5月もたった5日間しかない。
*会派別委員数について・・・3人以上いないと議運にも出られない。6委員会・4特別委員会ある。
*付属機関委員等一覧表・・会派別選出11機関、役職別選出37機関ある。
 先月報告後新政倶楽部から離脱し、自由党として単独となった。都市交通建築委員会に委員として 参加することになった。
 今後も大田区議会報告を続けてもらうこととした。

【B】東京五区5月例会議事録(吉井正信)
日時:1999年5月1日(土)10:00〜12:00
場所:練馬公民館 第一会議室
出席者:治田・長妻昭・長妻謙三郎・矢島・斎藤・秋沢・小野寺・板橋・吉井・日野。
1.前会議事録を確認し了承されました。
2.治田さんより4 月5 日の運営会議の報告並びに地方選の結果報告がありました。
3.長妻昭さんより旧五区の地方選挙の総括をしていただきました。練馬区の区議候補斎藤茂・ 区長候補中山みきおは残念ながら落選しましたが、豊島区議候補日野かつあき・藤本きんじ両氏は見事に 当選しました。皆様のご支援に感謝いたします。ありがとうございました。
4.日野・斎藤両氏より選挙協力のお礼の挨拶
5.出席者全員から地方選に関しての感想・反省の弁がありました。
6.推薦細則の改正について
杉原さんから出されている推薦細則の改正について小野寺さんから 「もし突然解散になった場合改正案では時間的に無理があるのではないか」との意見。 また吉井は「これだけの推薦人を集めるには会員名簿の公開が必要」との意見が出ました。
7.練馬区長・岩波氏に対するリコール運動に関しては長妻昭さんが検討し報告することに決定。

生活者主権の会生活者通信1999年06月号/02-03頁