生活者主権の会生活者通信1999年05月号/02-03頁

生 活 者 主 権 の 会 ・第 4 6 回 運 営 会 議 議 事 録

※(敬称略・文責:杉原健児)

【日時】1999年4月5日(月) 18:30〜21:00
【会場】新宿区立リサイクルセンター4階。
【出席】大谷和夫・小俣一郎・近藤珠甲・佐藤鶴次郎・澤井正治・杉原健児・治田桂四郎・藤本欣士・吉井正信、以上9名。
【委任】江頭清昌・大山悦男・小枝尚。
【配付資料】
(1)「1999年4月運営会議議題」(澤井)
(2)「新BT思考戦略特別委員会・中間報告」「平成維新実現戦略について」(大谷)
(3)「大前研一氏の維新フォーラムでのコメント」(大谷)
【回覧資料】
地区別(区別・市別)会員数(4月4日作成)/いしん埼玉市民の会/平成維新千葉B.T./かながわ市民プレス/東海平成市民の会掲示板・ドリカムハートランド/あしたの風・女たちの平成維新/大前研一通信/東京生活者ネットワーク会報(杉原)
【議事】(議長:澤井)
【0】戦略特別委員会の実質討議(治田委員長)
 治田委員長の司会で表記討議が行われた。
(1)大谷氏より経過説明の後、明治以後の「唯物史観」による教育汚染が指摘され、特に「教育問題」「啓蒙活動」の重要性が強調され、本戦略に取り入れたい旨の発言があり、討議した。
(2)教育問題はかなり長期的問題であり本会で取り上げるのは難しい/税金の取り方・使い方の基本的考え方を纏めておく必要がある/などの発言があった。
(3)次回以降の進め方について、会員拡大を当面の目的として議論を展開してはとの意見もあったが、目標の長期・中期・短期に仕分けすることも必要であるなどの意見も出され、討議の結果、
(4)本答申全体を運営会議(委員会)で最終案に纏めて次回総会にて諮るべきだとの意見が大勢を占めた。従って、次回以降も本答申全体にわたっての議論を深めることとなった。
【1】治田代表からの挨拶があった。
【2】前回議事録を確認し、原案通り承認された。
【3】各区活動報告(AM:エリアマネージャー)
<1区> 佐藤AM:オンブズマンの会等を行っている。
<2区> 大谷AM:3月25日の例会出席8名。
大田区議選投票は3月25日に行われ、自由党公認の犬伏秀一氏が当選した。
<3・4区> 澤井AM:3月13日の例会出席2名。
<5区> 吉井AM:4月3日の例会出席5名。
<7区> 小俣AM:鳩山推薦の経過・結果等説明の葉書を7区会員に送付した。
【4】推薦候補者への「為書」「証書」「証明書」
 治田代表より、推薦候補者13人に対する表記「書」を郵送で送付した旨報告があった。
【5】情報公開特別委員会(治田委員長)
(1)「情報公開法の早期制定と政府案の修正を求める陳情書」……以下、下記連絡があった。
A)新宿区・中野区・北区:採択され、内閣総理大臣・大蔵大臣・法務大臣・総務長官に要請した。
B)千代田区・板橋区:継続審議。
C)墨田区:不採択。
D)練馬区・大田区・渋谷区:議題にしない。
(2)豊島区の食料費調査のコピー現在約2000枚。
【6】首都圏市民会議のホームページ
3月21日の首都圏市民会議でアドレスを決定。
[http://www2u.biglobe.ne.jp/ shimin/shutoken/]
【7】生活者主権の会のホームページ(杉原担当)
 [http://member.nifty.ne.jp/ne/se/]のアドレスで、新しい東京独自のホームページを、杉原が試験運転中との報告あった。皆さんからのご意見等のメッセージを多く寄せて欲しい。
【8】生活者通信編集について(杉原編集担当)
 選挙推薦の記事も一段落したので、皆さんの更なる投稿をお願いしたい。
【9】菅直人を総理にする会を支援する特別委員会(小俣委員長)
 3月28日〜4月25日の間は、選挙期間中につき中止している「街頭ビラ配り」の今後について話し合った結果、5月2日の第一日曜日より再開することを決めた。
【10】第5回総会の準備について(治田代表)
(1)日時は7月18日(日)または20日(祭)とする。
(2)会場は昨年同様「大久保スポーツプラザ」とし、佐藤氏に会場手配をお願いした。
(3)総会実行委員会について討議した結果、委員長:小俣氏、副委員長:佐藤氏と決まった。
(4)次期代表候補の申込み締切を6月1日と決め、生活者通信5月号に募集記事を掲載する。申込先は、小俣総会実行委員会委員長宛。
【11】新入会員初年度優遇会費について
 杉原より会員拡大のため、新入初年度会費を、1000円にしてはとの提案があり討議した結果、細部を詰めた具体的提案を杉原が作成し、次回以降検討することとなった。
【次回】第47回運営会議:1999年5月11日(火)
     18:30〜21:00 新宿リサイクルセンター

「生活者主権の会」各種活動状況

【A】生活者主権の会2区3月例会速報(大谷和夫)
日時:99年3月25日(木) 18:30 〜21:15
場所:喫茶室ルノアール蒲田西口店
出席:溝端、大谷、栗田、池田、杉本、犬伏、島田、神村、 以上8名
配布資料:
 1.生活者主権の会2区2月例会・議事速報
 2.生活者主権の会99年3月運営会議・速報
 3.都知事選公開討論会・速報       (99-3-18昭和女子大学人見記念講堂)
 4.大田区議選確定得票        (東急沿線新聞 99-3-21 2面)
5.大前研一通信 サンプル
議事
1.鳩山邦夫候補推薦に関する投票結果報告
  2区有権者数(投票依頼者数) 17名。
  回答者数 13名、 (棄権者数 4名)。
  内訳: 賛成 7名、反対 2名、保留 4名。
  以上の結果を治田代表に連絡した。
2.大田区議選に関する報告(犬伏秀一)
 前回は政策中心、辻立ち演説中心の選挙運動で落選した。今回は地域限定型のどぶ板選挙で3254票で当選した。政治とはこんなものでよいか疑問である。
 自由党は公認料が出ず、立候補は一人であったが、参院選の得票の1/10であった。
 選挙費用は人件費がかからず弁当の差入れなどもあり、200 万以下であった。
 2日間の新人議員説明会で種々異常を感じた。まず議員手帳をくれるが中身がなく、50人の議員に対して事務局に22人も抱えている。議会の稼働日は年間80日もなく、議会1日あたり6000円の費用弁償がでる。政務調査費21万円/月にはすべて領収書を必要とするようにはなった。ボーナスもあり、基準月収を45% 割り増しして、その何ヶ月分という言い方をしている。旅費も助役相当で、3期勤めると年金月額32,5万円出る。民間の常識とはかなり違うが、異常を訴え続ける必要がある。
議会では会派を組む必要があり、無所属の関根氏と民主党3名と新政クラブを結成し政調会長となり、発言権を確保することとした。( 自民党18名に埋没を避けた)
 尚公職選挙法は改正を要すると思うし、区職員の半分位は共産党と思われるし、保育園などは創価学会と共産党に牛耳られていると思われる。
 5月1日より議員となるが、議会の経過を本会にも報告してもらう事とした。
3.都知事選公開討論会について
資料3は平成11年3 月18日午後6 時45分より昭和女子大学人見記念講堂で行われた都知事選公開討論会のテーマ別候補者発言の一覧表である。主催は都知事選公開討論会を実施する都民の会、後援は地球市民会議リンカーンフォーラム(司会担当)、協力は東京青年会議所( テーマ出題) であった。
 出席は鳩山邦夫、柿沢弘治、三上 満、石原慎太郎、舛添要一の5氏で明石氏は欠席であった。
テーマは 1.立候補の主眼、2.財政再建策、3.教育問題、4.福祉問題、5.都の機能問題、6.交通・臨海副都心問題、7.環境問題、 8.都民に我慢してほしいこと、9.東京の夢、であり、マトリックス状に整理されている。
テーマ毎に各候補の発言を検討したが、三上氏は論外として、その他の候補は似通っている面が多いが、多少力点が異なり、又つっこみもやや不足していたが、問題は難問解決のリーダーシップとそれを支えるブレインの優劣であろうという事になった。尚このような討論会は有意義であり、存在をもっと周知してほしかったとの意見もあった。

【B】東京五区4月例会議事録(吉井正信)
日時:1999年4月3日(土)10:00〜12:00
場所:練馬公民館
出席者:長妻謙三郎・門叶・板橋・小野寺・吉井
1.前回議事録を確認し了承されました。
2.3月15日の運営会議にて、鳩山邦夫・中山みきお・渡嘉敷なおみ3氏の推薦が決定したことを報告した。
3.渡嘉敷さんは資生堂在職のまま区議会選挙に出馬する旨報告したところ、門叶さんより二股をかけた行為で賛成できないとの発言がありました。区議選に出馬するからには、退路を絶って選挙に全力を尽くすべきだと。小野寺さんもアルバイト感覚で区議を勤められては困ると。また長妻謙三郎さんも区議の高報酬からみても区政に専念すべきだとの見解を述べられました。 吉井は果たして区政に割く時間はそんなにあるとは思いませんので、本人の能力を最大に活かすべく兼職のままでよいとの認識を示した。但し、議員の高報酬は速やかに改正してもらいたい。
4.北朝鮮工作船の拿捕失敗は自民党政権の作戦ではないかとの 発言が板橋さんや吉井からありました。
5.コソボ情勢についても意見を交わしました。

【C】大前通信購読者拡大特別委員会(江頭清昌)
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生活者主権の会生活者通信1999年05月号/02-03頁