生活者主権の会生活者通信1999年04月号/08頁

零 ( ゼ ロ ) の 会 ・ 発 足 に あ た っ て 

首都圏市民ボード主宰者 あ お き 康 

〒107-0061 港区北青山3-6-18共同ビル5F TEL:3409-2670 FAX:5485-4587 E-Mail:arco@super.win.or.jp
◎目的
 ゼロから政治活動をスタート、政治参加の希望者 を支援し、順次、政界に送り出す。
◎目指すべきこと
 * 機会の平等とやり直しが可能な社会、選択が自 由な社会へ
 * 普通人が政治に参加するシステム、制度を促進 する
1)小さな政府
 国が面倒をみることを極力減らす、国有財産の処 分、財政投融資の見直し、特殊法人公益法人の改 廃、減税、地方分権、権限委譲、交付金補助金の 改廃、情報公開
2)中年が元気な社会
 消費税によるセーフティネットの完備(年金、医 療、介護)、結果として消費活性化、定期借家権 の法制度化により都市の優良な借家の供給、都市 景観美化
3)自由な経済社会
 経済規制を撤廃して若者、中年、の起業促進
4)教育の自由化
 フリースクールも含めた教育の自由選択制
5)米国型自由弱肉強食競争社会でなく欧州型や英国 ブレア首相が提唱する「第三の道」
◎首都圏市民ボードとは「普通の個人が各地域で市 民と共に活動をし横に連絡する会」
 普通の個人、しがらみのない個人が集い、交流 するなかで従来からの問題の発掘や新しい視点で 物事をお互い考える事ができれば市民と地域の関 係を見直し、行動するきっかけになります。過去、  日本の変わり目は常に外圧で大きな変革がありま したが、これからは市民の力で積極的に社会を変 えていかなければ何も変わりません。具体例をも とに各テーマについて意見交換や交流、活動をし ます。
●首都圏市民ボード/市民政治研究会リンク「創」
 (来訪講師): 逗子市長長島一由氏/菅直人事務所久保田俊二氏 /元湯河原町議ツルネンマルテイ氏/衆議院議員 生方幸夫氏/衆議院議員金田誠一氏/NPO シーズ 松原明氏/逗子市議平井竜一氏近藤大輔氏/八王 子市議佐野美和氏/日光今市市長福田昭夫氏/政 治プランナー三浦博史氏/衆議院議員枝野幸男氏 /船橋市議安藤信宏氏/名古屋大教授後房雄氏/ 町田市議中西佳代子氏 他市議、区議
 (通信寄稿者):  港区議秋元幸久氏/国際政治学者樋口美智子氏/ 世田谷区議斎藤りえ子氏 他
 ※ご関心のある方はどうぞご連絡下さい。

官 か ら 民 へ 

世田谷区 松 延 周 平 (TEL 03-3416-0084 FAX 03-3416-0298)

 容器リサイクル法にしても家電リサイクル法にし てもMITIが主になって立案し、消費者即ち市民 には後で知らされる。官僚と国会議員とで話され法 案が決められる。国民即ち市民はおきざり、なおざ りにされ、無視されている。自民党政府ではいつま でも経団連大企業が通産省等省庁に癒着し、官僚と 議員とがなぁなぁで、官僚の言いなりになっている。
 何をしても国会議員は、官僚や企業の課長以上を 呼び付けて話を聞くという。何で自分で勉強しない のか、そう言うことをする暇が無いのだろうか、一 度、国会議員の一日の後をつけ回してみたいもので す。まるで今の廃棄法はMITI(通産省)主体じ ゃないですか?これで良いのでしょうか。自民党政 権を変えないと駄目だと思う。変えなければ、いつ までも官僚政治が続くし、企業と官僚がくっついて いるから、結局企業が国会議員を自由に操っている ことになるのではないだろうか。
 小生にはそう思えて来る。野党連合して自民党を 倒す以外には方策はないと思うが、相変わらず永田 町は中村敦夫氏が言うとおり、猿山の猿と同じの様 に思える。選挙が終わったらどの猿山に行こうか、 どの猿の親分につこうか、又猿の親分はどの猿を子 分にしようか、そればかり。又、猿達はどの協会か ら又企業から政治献金を貰おうか、どのように貰お うか、付け届けを貰えるかとしか考えていない。
 いつになったら政治は変わるのか? 即ち官から 民へ、市民が主役の政治にいつなるのか、といつも 思っている。

生活者主権の会生活者通信1999年04月号/08頁